お米の買い方、保存方法、炊くときのポイントを押さえて、お米のおいしさをしっかりと味わいましょう。今回は、5ツ星お米マイスターの澁谷梨絵さんに「古くなったお米をふっくらと炊き上げるワザ」について聞きました。
(『天然生活」2022年10月号掲載)
(『天然生活」2022年10月号掲載)
古米をおいしくよみがえらせる工夫
古くなったお米は透明感がなく粉っぽくなります。
古くなったかなと思ったら、もち米や雑穀を1〜2割加えて炊くとおいしくいただけます。
ほかにも、マヨネーズやはちみつを少量溶かして炊くと、油の膜でお米のおいしさが再生。
うま味成分のあるにがりを加えて炊いても、新米のようなふっくらした炊き上がりを楽しめます。
〈監修/澁谷梨絵 取材・文/工藤千秋 イラスト/赤池佳江子〉
澁谷梨絵(しぶや・りえ)
5ツ星お米マイスターなど6つの穀物の資格を持つ日本唯一の米屋。300カ所以上の田んぼに通いつめ、探し出した米や雑穀を「米処 結米屋」で販売。著書に『炊飯器で一発定食』(Gakken)など。業務用食材のフードロス販売サイト「食べて応援!Food Fun ゆめや」もスタート。
食べて応援!Food Fun ゆめや
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです