• 元和食屋の料理人で、現在はフルタイムで働くワーママのちまきさん。手早くつくれるのにおいしい和食のレシピを提案しています。本記事では、『元和食屋の料理人が教えるおおざっぱ和食』(主婦の友社)より、SNSでも大人気のレシピ、肉豆腐のつくり方をご紹介します。

    コツを知れば、おおざっぱでもおいしい和食がつくれる

    きちんとだしをとって、肉や魚、野菜の下処理をきれいにして、つきっきりで様子を見て……。

    和食は手がかかって短時間ではできないし、むずかしいと思っていませんか?

    元和食屋の料理人で、現在は夫と3歳の娘と暮らすワーママのちまきさんが提案する「おおざっぱ和食」は、形式にとらわれすぎないハードルを下げた和食。

    「おいしくなることならやる、やってもそんなに変わらないことならやらなくていい」

    そんな、ちまきさんのレシピは「手早くつくれるのにおいしい!」と、SNSでも大人気です。

    本記事では、SNSでも大人気のちまきさんのレシピのなかかから、10分煮るだけで味がしっかりしみる肉豆腐のつくり方をご紹介します。

    豆腐にしっかり味がしみておいしさ倍増!
    肉豆腐のつくり方

    画像: 豆腐にしっかり味がしみておいしさ倍増! 肉豆腐のつくり方

    材料(2人分)

    ● 牛切り落とし肉150g
    ● 木綿豆腐1丁(300g)
    ● 長ねぎ1本
    ● 結び糸こんにゃく(結びしらたきでもOK)6個
    ● さやえんどう8枚
    ・水150mL
    ・酒50mL
    ・しょうゆ60mL
    ・砂糖大さじ2

    つくり方

     長ねぎは1cm幅の斜め切りにする。豆腐は8等分に切る。牛肉は熱湯を回しかけ、表面にさっと火を通す。糸こんにゃくはさっと下ゆでする。

     鍋にの長ねぎを並べて中火にかけ、焼き色がつくまで両面焼く(油は不要)。Aとさやえんどうを加え、1分煮たらさやえんどうをとり出す。

     の牛肉を加え、赤い部分がなくなるまで煮たらとり出す。

     豆腐と糸こんにゃくを入れてクッキングシート(アルミホイルでもOK)で落としぶたをし、弱火で10分煮る。落としぶたをとり、牛肉をもどし入れ、温まったら火を止める。

     器にを盛り、のさやえんどうを斜め切りにしてのせ、煮汁を回しかける。

    おいしくなるコツ

    画像1: “10分”でしっかり味がしみておいしさ倍増!「肉豆腐」のつくり方。元和食屋の料理人が教える、おおざっぱ和食/ちまきさん

    牛肉を湯通しすることで余分な脂をとり、脂っぽくなりすぎるのを防ぎます。

    画像2: “10分”でしっかり味がしみておいしさ倍増!「肉豆腐」のつくり方。元和食屋の料理人が教える、おおざっぱ和食/ちまきさん

    牛肉の赤い部分がなくなったらすぐにとり出すことで、牛肉がかたくなりすぎるのを防ぎます。

    〈撮影/ちまき、松木潤(主婦の友社) スタイリング/宮沢ゆか〉

    ※ 本記事は『元和食屋の料理人が教える おおざっぱ和食』(主婦の友社)からの抜粋です。

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    『元和食屋の料理人が教える おおざっぱ和食』(ちまき・著/主婦の友社・刊)

    画像3: “10分”でしっかり味がしみておいしさ倍増!「肉豆腐」のつくり方。元和食屋の料理人が教える、おおざっぱ和食/ちまきさん

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    毎日の生活が忙しすぎてヘトヘト。 でも、おいしいものを作って食べたい。 そんなときの強い味方がこの本です。

    帰宅後20分で晩ごはんを完成させている元和食屋の料理人のちまきさんが、 定番料理をおいしく作るコツを教えてくれます。

    SNSでも大人気の濃いめの肉じゃが、さばのみそ煮、豚のしょうが焼き、筑前煮などの超定番から、 小松菜の煮びたしやにんじんのみりんグラッセ、菜の花のからし和えなど 一緒に作ると献立になるサブおかずまで幅広く紹介。 お店級においしい料理が完成します。


    ちまき

    画像: つくり方

    IT広告企業に勤めた後、都内の創作和食店に5年勤務。現在は夫と3歳の娘と暮らすワーママ。出産後、どんなに忙しくてもおいしいものを食べないと日々のテンションが上がらない……と感じたことから、おいしくなるコツをおさえながらも簡単に作れる和食レシピをインスタグラムにて発信。フォロワー数は2024年7月時点で8.2万人。現在は企業のレシピ開発や料理動画制作も手がける。



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