• 料理応援家の本多理恵子さんは50代。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、鉄分補給にもなる簡単「ひじきカレー」のお話。

    鉄分たっぷりのひじきを使ったカレー

    ストックしておける乾物はいざというときに助かる食材です。

    通常の状態よりも栄養価がアップすることも多いので積極的に取り入れたいと思いますが、どんな料理に使って良いのか思いつかない場合もあります。

    今回は乾物の「ひじき」を使ったカレーをご紹介します。

    世代を問わず好まれるカレーにひじきを使えば自然と摂取する機会も増え、鉄分やミネラルの補給にも役立ちます。

    材料を入れて煮込むだけ

    通常、乾燥ひじきは水でもどしますが、今回はトマト缶の水分で代用してしまいます。

    つくり方も全部一緒に煮込むだけ。

    また、サラダチキンは鶏や豚のひき肉でも構いません。

    ベーコンやウインナーを使ってもおいしくできるのでお好みでどうぞ。

    水分も少なめなカレーなので、多めにつくって冷凍保存も可能です。

    スクランブルエッグに合わせても、パン乗せてトーストするのもおすすめです。

    基本のひじきカレーのつくり方

    画像: 基本のひじきカレーのつくり方

    材料(2~3人分)

    画像: 材料(2~3人分)
    ●ひじき(乾燥)8g
    ●玉ねぎ(みじん切り)1/2個分
    ●サラダチキン(小さくちぎる)(または鶏ひき肉、豚ひき肉)2本(約100g)
    ●コンソメ(顆粒)小さじ2
    ●カレー粉小さじ2
    ●トマト缶(カットでもホールでも可)200g
    ●塩コショウ適量
    ●小ねぎ(小口切り)適量(お好みで)
    ●ごはん好みの量

    つくり方

     フライパンにすべての材料を入れて中火にかけ、かき混ぜながら材料に火が通るまで煮込む。

    画像: つくり方

    ※味をみて、最後にお好きなものを追加しても。
    ・オイスターソース 小さじ1~2
    ・しょうゆ 小さじ1~2
    ・はちみつ 小さじ1
    ・粉チーズ 大さじ1

     お皿にごはんを盛り、のカレーをのせる。最後に好みで小ねぎを散らす。



    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在休止中。秋にリニューアル再開予定)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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