数々の「やらなければいけないこと」がある毎日だから、負担なく、楽に。心地よく暮らすためには工夫が必要です。整理収納アドバイザー・能登屋英里さんに、片づけが長続きする、「箱」や「かご」を使った収納法を教えていただきました
(『天然生活』2022年3月号掲載)
(『天然生活』2022年3月号掲載)
大好きなものを収納に組み入れることが、片づけの長続きのコツ
「隠す」収納には、いわゆる収納アイテムが使われているかと思いきや、ブレッドケースや個性的な形のかごが活用されていました。
能登屋さんにとってはどれも、この先何十年と使い続けたいお気に入りです。
こんなふうに、自分の大好きなものを収納に組み入れて楽しむことも、片づけが長続きする秘訣なのかもしれません。
箱やかごに入れるだけ
見せたくないものは、箱やかごの中に隠しています。大きめのサイズを選ぶと、使いまわしが利いて重宝します。
能登屋さんの、箱とかごの収納01
カラフルなおもちゃは、かごに入れてふたを
中には派手な色の子どものおもちゃがぎっしり。
「ふたさえしめれば、リビングに置いてもすっきり見えます。かごの形と、取っ手が太くて子どもでも握りやすいところが好きです」
能登屋さんの、箱とかごの収納02
入るだけ保存する工作用の箱
増えがちな子どもの作品の一時置き場。パッとしまえるようふたは開けたままに。
「あふれたら娘と一緒に見直します」
能登屋さんの、箱とかごの収納03
ワイヤーかごで見える化
2軍のぬいぐるみは、クローゼットに置いたかごへ投げ入れる。
「中が見えるから、必要なときすぐ取り出せます」
能登屋さんの、箱とかごの収納04
薬は袋から出して整理する
毎日飲む薬は容器の中でゆるやかに分類。薬が入っていた袋と調剤明細書は捨て、薬は種類ごとにまとめて。
「薬剤情報も入れておくと安心です」
〈撮影/柳原久子 取材・文/小松﨑裕夏〉
能登屋英里(のとや・えいり)
アパレルブランドのディスプレイ担当を経て、整理収納アドバイザーへ。実用的でありながらも見栄えのいい収納が人気。
インスタグラム:@eiriyyy_interior
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです