• 料理研究家のみないきぬこさんに、つくりおきおかず「フライパンチャーシュウ」とそのアレンジ料理「チャーシュウ入り炒飯」のつくり方を教えていただきました。忙しい毎日、冷蔵庫につくりおきおかずがあるとなにかと心強いもの。『一生使える作りおき』(オレンジページ)より、そのまま食べても、食材を加えてアレンジもきく便利なメニューをご紹介。毎日のごはんづくりにぜひお役立てください。

    「フライパンチャーシュウ」のつくり方

    とんカツ用肉をチャーシュウ仕立てに。

    濃厚なオイスターソースに、はちみつがかくし味。フライパンでつくれる手軽さも◎。

    冷蔵で3~4日保存可/調理時間20分(豚肉をたれに漬ける時間は除く)

    画像: 「フライパンチャーシュウ」のつくり方

    1人分459kcal 塩分1.7g

    材料(2人分×2回分)

    ● 豚ロース肉(とんカツ用・大)4枚(約640g)
    ● 漬けだれ
    ・酒、みりん各大さじ2
    ・しょうゆ、オイスターソース各大さじ1と1/3
    ・はちみつ大さじ1/2
    ・にんにくのすりおろし、しょうがのすりおろし各小さじ1/2
    ● ごま油小さじ1/2

    つくり方

     豚肉は脂肪と赤身の境目に包丁で切り込みを入れて筋を切る。保存袋に漬けだれの材料とともに入れてもみ込み、冷蔵庫で30分~一晩置く。

    画像1: つくり方

     フライパンにごま油を弱めの中火で熱し、を汁けをきって並べ入れ(漬けだれはとっておく)、両面にこんがりと焼き色がつくまで4~5分ずつ焼く。保存袋に残った漬けだれを加え、汁けがほぼなくなるまで煮からめる。さめたら保存容器に入れ、冷蔵庫で保存する。

    画像2: つくり方

    そのまま食べるときは

    画像: そのまま食べるときは

    1人分(1枚)を食べやすく切って耐熱皿にのせ、ラップをふんわりとかけて電子レンジで30秒ほど加熱する。器に盛り、春菊適宜の葉先を摘んで添える。

    「フライパンチャーシュウ」を使ったアレンジ料理
    「チャーシュウ入り炒飯」のつくり方

    チャーシュウがごろごろ入って、食べごたえ満点! 卵はふんわりと炒めて取り出し、あとから加えるのがコツ。

    画像: 「フライパンチャーシュウ」を使ったアレンジ料理 「チャーシュウ入り炒飯」のつくり方

    1人分683kcal 塩分1.5g

    材料(2人分)

    ● フライパンチャーシュウ1枚
    ● 温かいご飯茶碗2杯分強(約350g)
    ● ねぎの粗いみじん切り1/2本分(約40g)
    ● 生しいたけの粗いみじん切り2個分(約40g)
    ● 卵2個
    ● 塩、こしょう各少々
    ● ごま油大さじ1と1/3

    つくり方

     チャーシュウは1.5cm角に切る。卵は割りほぐす。

     フライパンにごま油小さじ1を中火で熱し、卵を流し入れて大きく混ぜ、ふんわりと固まったら取り出す。

     同じフライパンにごま油大さじ1をたして中火にかけ、チャーシュウ、しいたけ、ご飯を順に加え、木べらでご飯のかたまりをほぐすようにして5分ほど炒める。ねぎ、の卵を加え、全体をざっと混ぜて、塩、こしょうで味をととのえる。

    本記事は『一生使える作りおき』(オレンジページ)からの抜粋です

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    『一生使える作りおき』(オレンジページ)

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    〈料理/みないきぬこ 撮影/鈴木泰介 スタイリング/久保田朋子〉

    みない きぬこ
    料理研究家。女子栄養大学を卒業後、料理家・枝元なほみさんのアシスタントを7年半務め、独立。雑誌やTVなどで活躍するほか、母校では非常勤講師も務める。著書に『野菜がおいしい減塩おかず』(女子栄養大学出版部)、『かんたん仕込みで帰ったらすぐごはん 新装版』(マイナビ出版)など。



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