きれい色のコーディネート
コーディネートサービスの仕事でお店を回っていたり、撮影仕事でプレスルームを回っていると、カラフルなきれいな色に目がいきます。
わたし自身、モノトーンスタイルや、ベーシックカラーでまとめたスタンダードなスタイルの日が多いのですが、きれいな色のアイテムを着るときもあり、その日は、いつもよりちょっとテンションがあがっているように思います。
大人の女性におすすめしたいのは、主にトップス。
印象を華やかにしてくれるきれい色のトップスは、経験を重ねてきた大人の女性の肌質や表情も、明るく見せてくれる効果があるように思うのです。
今月は、きれいな色のアイテムを効かせるのではなく、その色が主役になるコーディネートをつくっていきたいと思います。
コーディネートをつくりやすくなるよう、2つのルールをつくってみました。
ルール ①
メインにするきれい色を、2カ所以上で使う
例1:上半身で統一感を出す
シャツとニットで同じ色を使い、上半身でまとめてみる。
例2:離れた場所でリンクさせる
ニットとスニーカーのように、離れた場所で同じ色のアイテムを取り入れる。
例3:同系色の柄物を使う
柄物をうまく使って、カラーバランスを調整しても。
ルール ②
きれいな色を素敵にいかせるよう、合わせるアイテムは、ベーシックなカラーに
やさしく色をいかすには、生成りや、グレー、ベージュなどやわらかい色がおすすめです。
黒や白やネイビーなど、強めのベーシックカラーのアイテムを合わせるときは、やさしい色味のきれい色と合わせれば、着こなしやすいスタイルがつくれます。
次回は、レッド系のきれい色を使って、コーディネートしていきます。
【問い合わせ先】
◆ヴェリテクール
http://online.veritecoeur.com/
◆ケイエムディファーム
https://heriter.base.shop/
◆ノンブルアンペール
https://rolladex.co.jp/nombreimpair/
◆フィル デ フェール
https://rolladex.co.jp/fildefer/
◆プレインピープル
https://www.plainpeople.jp/
◆ロワズィール
https://store.bigi.co.jp/shop/loisir
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「おしゃれのABC」とは……
ちょっとしたコツで、ぐっとおしゃれに。
スタイリスト・植村美智子が、約25年の仕事を通して培ったコーディネートの経験とファッションの知識を生かし、季節ごとに陥りがちな、おしゃれの悩みを解決します。
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<スタイリング/植村美智子 撮影/林紘輝>
植村 美智子(うえむら・みちこ)
大阪府吹田市出身。文化服装学院卒業。アシスタント経験後、スタイリストとして独立。雑誌、広告、タレントのスタイリングなどで幅広く活躍。2010年、ファッションコーディネートサービス「Liltin'(リルティン)」を立ち上げ、個人向けのコーディネートを開始する。ひとりひとりとじっくり向き合うことを大切にし、ファッションを楽しんでもらえることを目指したパーソナルスタイリングが人気を呼ぶ。著書に『洋服の選び方』(マイナビ出版)、電子書籍『「今の自分」に似合う服』(扶桑社)などがある。
Liltin' ファッションコーディネートサービス
https://liltin.com/
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