![画像1: こまごましたものの収納に便利。開くと全貌がわかる「巾着」のつくり方|布作家・清水きみえさん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2020/04/19/cd2512e327e700b6bfe668a0209db2be94b808e1_xlarge.jpg)
かわいいながらも実用性を兼ね備えた、シェーカーボックス型の裁縫箱をご紹介くださった清水きみえさん。
裁縫箱の中にかわいらしく入っていた巾着を手にし、「これ、こまごましたものの収納に便利なんです」と教えてくれました。
巾着を開けると、アンティーク調のもの、シャツ用の定番のものなど、ボタンが種類別に。散らかりの原因になりがちなこまごましたものは、巾着にまとめると便利です。
しかし、この巾着をおすすめする最大の理由は、ほかにありました。
「袋状の巾着だと、収納したものすべてを見渡せません。このデザインは、開けた途端に全貌がわかるのが秀逸なんです」
![画像2: こまごましたものの収納に便利。開くと全貌がわかる「巾着」のつくり方|布作家・清水きみえさん](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2020/04/19/73407e5d681b2026a530604d45460092e43f8b45.jpg)
つくり方も、とても簡単。2枚布を重ねて縫い合わせたら、ひもやリボンを通すだけ。手縫いでもつくれます。
すきま時間にさっとでき上がる手軽さだから、何個もつくって、ぜひ収納にお役立てください。
「素材は、コットンオーガンジーでつくりましたが、薄手のリネンやコットンでもかわいいと思います。シンプルだから、中に入れたい物や量で大きさをアレンジしてもいいですね」
How to make
開くと全貌がわかる「巾着」のつくり方
![画像: How to make 開くと全貌がわかる「巾着」のつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2020/04/19/4d67be384751ffad25f6fe8158d69fb357e02a00.jpg)
材料
本体用布(コットンオーガンジー) | 18.5×18.5cmを2枚 |
0.6cm幅のサテンリボン(または、好みの麻ひもなど) | 70cmを2本 |
ポリエステルミシン糸90番 |
つくり方
※つくり方のなかの数字の単位はすべてcm(センチメートル)です。
1 本体用布の1枚に、イラストを参考にして、水色の線のように印をつける。
![画像1: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2020/04/19/86d08a9118103d8ade13cf601e0abfc17dd14fc9.jpg)
2 本体用布2枚を外表にして重ねる。ひも通し口として4cmを二個所縫い残しながら、1の印に沿って縫う。
![画像2: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2020/04/19/9093f48dbd4e76d14aab6cb7d10e79be000b1705.jpg)
3 ひも通し口の脇を0.5cmずつカットする。
![画像3: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2020/04/19/75d781014efc68a6ed04cf18d32a0547ce36ba0b.jpg)
4 ひも通し口から矢印のように、リボン(またはひも)を2本通して、結ぶ。リボンの場合は、端を斜めにカットする。
![画像4: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2020/04/19/8a13a59c6c0b9c276162fee55cb4f375cec445aa.jpg)
<デザイン・制作/清水きみえ(style of ile) 撮影/中垣美沙 イラスト/たまスタヂオ>
清水きみえ(しみず・きみえ)
自身のブランド「style of ile」で、日々に使って生活を豊かに彩るエプロンドレスや洋服、雑貨のデザインや製作を手がける。5/23~6/4に、栃木県益子市のギャラリー「もえぎ本店」で開催される「日々の暮らし展」に出展予定。