毎週月曜日更新のまちがい探し。今回のテーマは、イラストを描いてくれている升ノ内朝子さんが暮らす、ギリシャの夏のごちそうです。まちがいは全部で3つ。難易度が高いものもありますが、すべて見つけることができればスッキリしますよ。頭の体操にぜひ挑戦してみてください。
3つのまちがいを探してください
ギリシャの夏の休暇の過ごし方は、夏の別荘、サマーハウスや島などに長期間滞在し、その間は毎日海に入って、ごはんを食べて、のんびりするの繰り返しです。
考えることといえば、その日のごはんのことぐらい。
ギリシャでは肉よりシーフードがお高めですが、海水浴の帰りに食べるシーフード料理は、おなかがすいてることもあり、ことさらおいしく感じます。
今回のイラストは、そんな海水浴帰りのシーフードレストランでの食事を描きました。
今回描いた料理の説明です。
カラマラキャ・ティガニタ(上右)は人気のいかフライ。シーフードレストランに行ったら必ずといっていいほど注文する一品です。
フタポディ・スティ・スハラ(上中)はタコのグリル。ギリシャではタコをやわらかくするために岩に何度も何度も打ちつけたあと、天日干しします。その干される姿は夏の風物詩となっています。
コロキサキャ・ティガニタ(下右)はズッキーニフライです。夏といえばトマトやズッキーニ、ナスなどの旬の野菜もおいしいです。揚げものによく合うザジキ(ヨーグルトソース)(上左)はズッキーニフライには必ず欲しいところ。
ホリアティキ・サラタ(下中)は、ギリシャサラダ、グリークサラダ、田舎風サラダとも呼ばれ、トマト・きゅうり・紫玉ねぎ・ピーマンなどの、ギリシャの太陽のもと育った元気な野菜の上にフェタチーズがどっさり載っています。
ガブロス・マリナトス(下左)はイワシのマリネです。
ウゾは、シーフード料理と一緒によく注文されるアニス風味のお酒です。水割りにしていただきます。そのままだと無色透明なのですが水を加えると白く濁るのも特徴です。
ギリシャの料理はもともと量が多めですが、いろいろ食べたくてついつい注文しすぎてしまうのもお約束。野菜もおいしくて、私はギリシャに来てから、苦手だった生のトマトをだいぶ食べられるようになり、薄いものやつぶしたものなら、生でもおいしいと感じるようになりました。
それも野菜がおいしいから。
素材そのままの味がいかされていていいのかなと思ったりします。