料理家の松田美智子さんになすのマリネのつくり方を教えていただきました。ほんのりと漂うバジルとにんにくの香りが食欲をそそります。ジューシーに揚げたなすとフレッシュなトマトを合わせてさっぱりといただきます。
なすのマリネのつくり方
一晩漬けるとさらに味が染み込む。常備菜にもおすすめ。
材料(つくりやすい分量)
● なす | 5本 |
● トマト | 中1個 |
● バジルの葉 | 適宜 |
● 揚げ油 | 適量 |
● A | |
・セミドライトマト(せん切り) | 大さじ1 |
・アンチョビ(みじん切り) | 大さじ1 |
・ナンプラー | 大さじ1 |
・にんにく(みじん切り) | 小さじ1 |
・オリーブオイル | 大さじ3 |
・白ワインヴィネガー | 大さじ2 |
● B | |
・ 塩、こしょう | 各少々 |
つくり方
1 なすは薄い塩水に15分浸して水気を絞り、余分な油を吸うのを防ぐ。ヘタを除き、厚みが均等になるよう、縦に4等分になるように切る。トマトは皮を剥き、ヘタと芯を除き、1cm大に切る。
2 揚げ油を170℃に熱し、水気を丁寧に抑えたなすを揚げて、ペーパータオルで油を切る。
3 密封容器に、なす、よく混ぜたA、ちぎったバジルの葉を順に入れ、2~3段重ねる。最後にBで味をととのえ、冷蔵庫に3時間は置き、味をなじませる。途中2回ぐらいは上下を入れ替え、味のなじみを均等にする。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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