• 「自分と向き合う」ツールとして、アカシック・レコードを使ったリーディングや、大人と子どものドローイング教室、ジュエリー制作などの活動を行っている花里由音香(はなざとゆねか)さんを訪ねました。「アカシック・レコード」とは、いったい何かをお伺いしました。

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    「おまもり」の語源は“見守る”だそうです。私が私らしく、居心地よく生きるための「おまもり」を分けていただきに、大段まちこ(フォトグラファー)&井尾淳子(フリー編集者)の二人が、心とからだを整える魔法使いのような人々を訪ねます。

    おまもりルームより
    ふっくらとした愛を込めて。

    自分と向き合うとき、どうしていますか?

    みなさん、こんにちは。お久しぶりとなってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか?

    私たちが今回の「おまもり」として選んだのは、「アカシック・レコード」というものを通じて、自分の心を探っていく方法です。

    長期化するコロナ禍のもと、「私はこれから、どうしていきたいのだろう?」など、自分自身と向き合う時間が増えている人が多いのではないかな、と感じたこと。

    それが、今回のテーマを選んだ理由でもありました。

    画像1: 自分と向き合うとき、どうしていますか?

    そこで訪ねたのは、大阪・高石市で活動する花里由音香さん。

    古事記の中から見つけ、インスピレーションを得たという「YAIRO/八色(やいろ)」という言葉を屋号に、アカシック・レコードを用いたリーディングやドローイング教室、ジュエリー制作の活動を行っている方です。

    アトリエと住居を兼ねた可愛らしい一軒家に到着した私たち。

    「これからどんなことがわかるんだろう?」と、わくわく期待に胸が膨らみます!

    画像2: 自分と向き合うとき、どうしていますか?

    井尾:はじめまして~。今日はよろしくお願いします!

    花里さん(以下、花里):こちらこそ、今日はよろしくお願いいたします。大段さんとは、オンラインでのリーディング以来ですね!

    大段:はい。その節はありがとうございました。今日は直接お目にかかることができて、とってもうれしいです!

    井尾:大段さんは、花里さんのリーディングをもう体験されているんですよね。と、いうところでいきなりの質問ですが。読者の方たちのために、花里さんが行うリーディングがどういうものなのか、教えていただけますか?

    花里:そうですよね。その説明をするには、まず「アカシック・レコード」というものについて、お話をする必要があります。私のリーディングは、このアカシック・レコードにアクセスして行うものになるので。目に見えるものではないから、概念として理解していただけたらいいのですが……。

    大段:アカシック・レコードは、宇宙のすべてが記録されている、というものですよね?

    井尾:私も、聞いたことはあります。

    花里:そう、そのとおりです。「アカシック」とは、サンスクリット語のアカシャ(阿迦奢)が由来で、「虚空」「空間」「天空」などを意味する言葉です。一節によると、ドイツの教育者、哲学者で知られるルドルフ・シュタイナーが作った言葉、とも言われていますね。

    井尾:そうなんですか。

    花里:はい。アカシック・レコードに記録されているものは、宇宙のことはもちろん、地球や人類(個人)、過去の歴史や出来事についてなど、あらゆる情報すべてです。なので「宇宙のインターネット」とか「宇宙図書館」とも言われているんですよ。知りたいことについてキーワードを入力すると情報が出てくる、グーグル検索のようなものですね。

    ふたり:ほほぉ……。

    画像3: 自分と向き合うとき、どうしていますか?

    アカシック・レコードは、子どもの感性に戻る扉

    大段:その宇宙のインターネットを検索すると、リーディングを受けた人がどういうことがわかるのか、読者の方々のために、もう少しご説明していただけますか?

    花里:はい。「宇宙のインターネット」をさらにわかりやすく言い換えると……。「扉」かもしれません。子ども時代に戻る扉……と言えばいいのかな。リーディングを受けた人が、子ども時代に持っていた感性を取り戻せるように、サポートをします。

    井尾:いまのお話を聞いて思い出したのですけど。先程、名前が出たシュタイナーの有名な言葉で、「7歳までは夢の中」というのがありますね。7歳までの子どもは、大人のような感覚で現実を見ていなくて、生まれた時の五感のままで世界を生きている、というような意味だったかと思います。

    大段:大人や社会の「○○すべき」といった常識に、まだとらわれていない心のことですね。

    花里:そう。シュタイナーの表現は、まさにそのとおりだなと思います。子ども時代の心はとても柔らかくて、大段さんのおっしゃるように「○○すべき」「○○しなければならない」という刷り込みがないんですよね。今、私は子ども向けのお絵かき教室も行っているのですが、子どもたちが絵を描いている様子を見ても、それを実感します。

    大段:そうなんですか。たとえば、どういう場面しょう?

    花里:子どもは、絵を描く時に迷いがないんです。だから、描きあげるのも早い。それは、大人のように「構図をどうしよう」とか「どう描けばよく見えるだろう」とか、あれこれ頭で考えていないからなんですよね。でも、本当は大人になった私たちも、ちゃんと子ども時代の素直な感性を持っているんです。

    井尾:忘れているだけで、本当は持っている。

    花里:そうそう。アカシック・レコードは、そんな子ども時代の、何にもとらわれていなかった感性に戻る、扉のようなものじゃないかなと考えています。

    大段:感性を取り戻す扉。すてきですね。

    画像: 花里さんのインスピレーションから制作されるジュエリー。 左)5つの魂をモチーフにしたリングHAHA 中央)紙垂(神社の注連縄や玉串についている白い紙)の作法をモチーフにしたリングINORI 右)「ひとつのテンからはじまる」がテーマのリングMEGURUU *ジュエリーのオーダーはプロフィールのサイトを参照ください。

    花里さんのインスピレーションから制作されるジュエリー。
    左)5つの魂をモチーフにしたリングHAHA
    中央)紙垂(神社の注連縄や玉串についている白い紙)の作法をモチーフにしたリングINORI
    右)「ひとつのテンからはじまる」がテーマのリングMEGURUU
    *ジュエリーのオーダーはプロフィールのサイトを参照ください。

     

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    花里由音香(はなさと・ゆねか) 
    大阪生まれ。京都精華大学美術学部 版画科卒業。中学美術教師として6年勤務したのち、ジュエリーの創作活動、展覧などで表現を始める。子育てをしながら創作活動を続ける中で、夫が難病を発症、わずか1年の闘病で逝去。大切なものを失ったことから、自分の内面を見つけるため、アカシック・リーディングをはじめとするスピリチュアリティの世界について学びはじめる。2019年に「アトリエ YAIRO」をオープン。アカシック・リーディングのほか、子どもと大人のためのお絵かき教室を主宰、ジュエリー制作と販売など、幅広く活動中。 
    リーディングやドローイング、ワークショップ、ジュエリー販売等の詳細は
    https://www.hanazatoyuneka.com



    大段まちこ(おおだん・まちこ)
    フォトグラファー。かわいいもの、雑貨、ファッションなどをテーマに女性誌やライフスタイル誌で活躍。共著に『花と料理』(リトル・モア)などがある。
    http://odanmachiko.com/

    井尾淳子(いお・じゅんこ)
    フリーライター&編集。子育て雑誌の編集経験を経て、現在は書籍、Webコンテンツなどの編集、執筆を中心に活動。



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