料理家の松田美智子さんに里芋と干しえびの煮物のつくり方を教えていただきました。途中で室温になるまで置くことで干しえびとだしの風味が里芋により染み込み本格的な味が楽しめます。
里芋と干しえびの煮物のつくり方
ねっとりとした里芋を煮汁と一緒にいただく。
材料(つくりやすい分量)
● 里芋(洗う事はしない) | 4個 |
● だし | 2カップ |
● A | |
・ 酒 | 1/4カップ |
・ 三温糖 | 大さじ1と1/2 |
● 干しえび | 大さじ1 |
● 薄口しょうゆ | 大さじ1と1/2 |
つくり方
1 里芋は、お尻の方から茎の付いていた方に向かって縦になるべく薄く皮を剥き、汚れはペーパータオルで拭き取る。
2 里芋は斜め半分に切り面取りをする。
3 だしと干しえびを土鍋に入れ、里芋を加え、一度煮立てる。Aを加え、厚手のペーパータオルで紙ぶたをして、渡し箸でふたをして弱火で10分煮る。
4 火を切り、室温になるまで置く。再度温め、薄口しょうゆを加え、ふたをせずに5分煮る。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
◇ ◇ ◇