写真で残すのがおすすめ
つくったコーディネートは文字ではなく写真で残しておくのがベスト。
文字でもいいですが、やはり写真のほうがいろいろと早いのです。
記録するのも、コーディネートを思い出すのも。
一番いいのは、着用した写真を撮っておくこと。
今回は、全身鏡を使い、自撮りをしてみます。
のちに気分よくその写真を見るためには、上からでも下からでもなく、ちゃんと平行に撮ること。
本来のバランスで写真に残します。
左の写真は、上から撮ってしまい、等身のバランスがおかしい写真になってしまっています。
右の写真のように、スマホを地面と垂直にし、柱などがまっすぐになるように撮ると、正しいバランスの写真が撮れます。
その際、スマホを逆さにし、カメラのレンズを下にすると、撮りやすくなります。
自撮りが難しいときは、スマホをスタンドに立てタイマー機能を使って撮影するのももちろんOK。
着用した写真を撮るのが難しい、撮りたくない、というときは、コーディネートに使ったアイテムを床に置き、まとめて撮っておくということでもOKです。
自分のやりやすい、無理のないやり方で、楽しみながらやってみてください。
来月もお楽しみに!
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「おしゃれのABC」とは……
ちょっとしたコツで、ぐっとおしゃれに。
スタイリスト・植村美智子が、約25年の仕事を通して培ったコーディネートの経験とファッションの知識を生かし、季節ごとに陥りがちな、おしゃれの悩みを解決します。
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<スタイリング/植村美智子 撮影/山川修一>
植村 美智子(うえむら・みちこ)
大阪府吹田市出身。文化服装学院アパレルデザイン学科卒業。アシスタント経験後、1996年にスタイリストとして独立。雑誌、広告、タレントのスタイリングなどで幅広く活躍。2010年、ファッションコーディネートサービス「Liltin'(リルティン)」を立ち上げ、個人向けのコーディネートを開始する。ひとりひとりとじっくり向き合うことを大切にし、ファッションを楽しんでもらえることを目指したパーソナルスタイリングが人気を呼ぶ。著書に『洋服の選び方』(マイナビ出版)、電子書籍『「今の自分」に似合う服』(扶桑社)などがある。
https://uemuramichiko.com/
Liltin' ファッションコーディネートサービス
https://liltin.com/
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