• 冬のアイテムにも飽きてきてしまっているこの時期。あらためて自分のワードローブを見直してみるのはどうでしょう? ひとつひとつのコーディネートの完成度を高めたり、手持ちのアイテムで新しくコーディネートをつくったり。おしゃれ気分を充実させ、冬のラストスパート。寒い季節を、楽しみながらしっかり完走です! 今回は、コーディネートを写真に残しておく方法についてです。

    写真で残すのがおすすめ

    つくったコーディネートは文字ではなく写真で残しておくのがベスト

    文字でもいいですが、やはり写真のほうがいろいろと早いのです。

    記録するのも、コーディネートを思い出すのも。

    一番いいのは、着用した写真を撮っておくこと。

    今回は、全身鏡を使い、自撮りをしてみます。

    のちに気分よくその写真を見るためには、上からでも下からでもなく、ちゃんと平行に撮ること。

    本来のバランスで写真に残します。

    画像1: 写真で残すのがおすすめ

    左の写真は、上から撮ってしまい、等身のバランスがおかしい写真になってしまっています。

    右の写真のように、スマホを地面と垂直にし、柱などがまっすぐになるように撮ると、正しいバランスの写真が撮れます。

    その際、スマホを逆さにし、カメラのレンズを下にすると、撮りやすくなります。

    自撮りが難しいときは、スマホをスタンドに立てタイマー機能を使って撮影するのももちろんOK。

    着用した写真を撮るのが難しい、撮りたくない、というときは、コーディネートに使ったアイテムを床に置き、まとめて撮っておくということでもOKです。

    画像2: 写真で残すのがおすすめ

    自分のやりやすい、無理のないやり方で、楽しみながらやってみてください。

     

    来月もお楽しみに!

    * * *

    「おしゃれのABC」とは……

    ちょっとしたコツで、ぐっとおしゃれに。

    スタイリスト・植村美智子が、約25年の仕事を通して培ったコーディネートの経験とファッションの知識を生かし、季節ごとに陥りがちな、おしゃれの悩みを解決します。



    <スタイリング/植村美智子 撮影/山川修一>

    画像3: 写真で残すのがおすすめ

    植村 美智子(うえむら・みちこ)
    大阪府吹田市出身。文化服装学院アパレルデザイン学科卒業。アシスタント経験後、1996年にスタイリストとして独立。雑誌、広告、タレントのスタイリングなどで幅広く活躍。2010年、ファッションコーディネートサービス「Liltin'(リルティン)」を立ち上げ、個人向けのコーディネートを開始する。ひとりひとりとじっくり向き合うことを大切にし、ファッションを楽しんでもらえることを目指したパーソナルスタイリングが人気を呼ぶ。著書に『洋服の選び方』(マイナビ出版)、電子書籍『「今の自分」に似合う服』(扶桑社)などがある。
    https://uemuramichiko.com/

    Liltin' ファッションコーディネートサービス
    https://liltin.com/

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