(『レモンの料理とお菓子』より)
レモンミートボールとミニトマトのオーブン焼きのつくり方
材料(2〜3人分)
● ミニトマト | 16個 |
● レモンの葉(なければローリエやローズマリーで代用) | 適量 |
● 合いびき肉(よく冷やす) | 300g |
● A | |
・ レモンの塩コンフィ(*)(汁けを拭いてみじん切り) | 大さじ1 |
・ パルミジャーノ・レッジャーノ(粉) | 大さじ2 |
・ にんにく(みじん切り) | 1かけ分 |
・ 粗びき黒こしょう | 少々 |
・ パン粉 | 1/2カップ |
・ 卵 | 1個 |
・ 牛乳 | 大さじ3 |
・ オリーブオイル | 適量 |
つくり方
1 ミニトマトはへたを取る。レモンの葉はきれいに洗って乾かす。
2 ボウルにひき肉とAを入れ、粘りが出るまで手で練り混ぜる。10等分に分け、空気を抜きながらボール状に丸める。
※ひき肉はよく冷やしておき、冷たいうちに手早く練り上げる。温まると脂が溶けて食感が悪くなる。
※ここでオーブンを200°Cに予熱する。
3 オーブンに入る大きさの鉄製フライパン、または耐熱容器にオリーブオイルを塗り、2を並べ入れる。間にレモンの葉をはさみ、隙間にミニトマトを入れる。
4 予熱したオーブンに入れ、15分ほど焼いて中まで火を通す。
※焼き上がりの目安は、ミートボールに焼き色がつき、押してみてしっかりと弾力を感じるくらい。
*レモンの塩コンフィのつくり方
薄切りレモンを塩漬けにして、煮ものや蒸しものの具材兼調味料に。
材料(つくりやすい分量)
● レモン | 2個 |
● 塩 | レモンの重量の40% |
● レモンの搾り汁 | 適量 |
つくり方
1 レモンは両端を切り落として5mm厚さの輪切りにし、竹串などで種を取る。重さを量り、分量の塩を用意する。
2 大きなボウルに1と塩を入れ、レモンに塩をまんべんなくまぶす。
3 清潔なびんに2をぎゅうぎゅうに詰める。ボウルに残った塩や果汁も残さず入れて、上からぎゅっとレモンを押し込んで沈める。
4 レモンが果汁に浸からなければ、重量を計量したレモンの搾り汁をかぶるくらいに加え、搾り汁の重量の40%の塩を足す。
5 ふたをして日の当たらない涼しい場所に2週間ほどおき、2日に1回びんをふる。
塩は完全に溶けきらずに底にたまる。
保存
冷蔵で保存すると、少しずつ熟成が進んで味がなじんでいく。熟成を止めたいときは冷凍で保存する。冷蔵なら1年ほど、冷凍なら2年以内に使いきる。
使い方
煮込み料理や蒸しものなどに具材・調味料として使う。加熱すると皮までやわらかくなり、風味も適度に抜けて食べやすくなる。ハンディブレンダーやフードプロセッサーで撹拌してペースト状にすれば、下味や炒めものなどにさっと使えて便利。
本記事は『レモンの料理とお菓子』(山と溪谷社)からの抜粋です
〈料理/こてらみや 撮影/キッチンミノル スタイリング/久保田朋子〉
こてらみや
インスタグラム:@osarumonkey
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