あおさのパスタつくり方
風味豊かなあおさと、常備してあるツナ缶でできる手軽なパスタです。細めのパスタがよく合います。
材料(2人分)
● パスタ | 150g |
● あおさ ※生のものがおすすめだが、乾燥でも可 (水にさっと戻し、ざるで水を切る) | 1カップ |
● ツナ缶(油を切る) | 1/2缶 |
● オリーブオイル | 大さじ3 |
● にんにく(みじん切り) | 大さじ1 |
● 細ねぎ、パルメザンチーズ | 各適宜 |
つくり方
1 大きめの鍋に水1.5Lと塩大さじ1と1/2(ともに分量外)を合わせ、パスタをゆで始める。
2 フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れ、中火にかける。香味が立ったらツナを入れる。
3 パスタをゆでて4、5分たったゆで汁1カップ(分量外)を2に入れ、塩(分量外)で調味する。
4 パスタがアルデンテになったらフライパンにすくい入れ、ソースをからめ、あおさを入れてさっと混ぜる。皿に盛りつけ、細ねぎ、パルメザンチーズをあしらう。
あおさ(あおさのり)のこと
あおさは、アオサ科の海藻で、青のりより少し香りが落ちますが、独特の磯の香りが魅力の食材です。フレーク状になったあおさは天ぷらや味噌汁・吸い物の具材など、いつもの食卓に加えると、彩りと他にない味わいをプラスしてくれます。
海藻にはタンパク質、ビタミン、ミネラル、そして食物繊維などの栄養素がバランスよく含まれていますが、あおさはとくに食物繊維が40%以上含まれているのが特徴。1月~4月頃までなら生のものが冷凍であるので、ぜひ新鮮な生のものを味わってみてください。生が手に入りにくければ、乾燥を活用することもできます。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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