• 料理研究家の松田美智子さんに鶏むね肉のせんべい風唐揚げのつくり方を教えていただきました。鶏むね肉を薄くのばして、香ばしくおせんべい風に。お酒のおつまみにぴったりです。

    鶏むね肉のせんべい風唐揚げのつくり方

    画像: 鶏むね肉のせんべい風唐揚げのつくり方

    鶏むね肉を平たくのばすときは、肉を切らないように垂直にたたくのがポイント。

    薄いので、揚げる時間も短時間ですみます。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● 鶏むね肉1枚
    ● A
    ・しょうゆ大さじ2
    ・酒大さじ1
    ・にんにく(する)小さじ1
    ・味噌大さじ1
    ・白こしょう少々
    ● 薄力粉適量
    ● 米油適量

    つくり方

     鶏むね肉は余分な皮と脂を除き、繊維に沿って観音開きにし、大きめの一口大にそぎ切りにする。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方

     まな板の上に間隔を空けて並べ、ラップを上からかぶせて肉たたき(なければ麺棒でもよい)で半分の厚さになるまで平らにたたく。

    画像3: つくり方

     鶏むね肉をAに5分程度つけ、ときどき肉を返しながら全体になじませる。取り出して薄力粉を両面にふる。

    画像4: つくり方
    画像5: つくり方

     170℃で熱した米油で揚げる。軽く色づいたら一度取り出して熱を冷まし、二度揚げする。

    画像6: つくり方
    画像7: つくり方

    鶏むね肉のこと

    画像1: 鶏むね肉のこと

    鶏むね肉は、脂肪分が少なくあっさりした味わいが特徴。グルタミン酸やイノシン酸などのうま味成分をしっかり含んでいるので、淡白ながらも、鶏本来のうま味をしっかりと味わえる部位です。

    加熱しすぎるとパサパサしたり硬くなったりする場合がありますが、ていねいな下ごしらえと調理法の工夫で、しっとりやわらかく仕上げることができます。揚げもの、ソテー、グリルなどにおすすめです。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

    画像2: 鶏むね肉のこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。

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    『季節の仕事 (天然生活の本) 』(松田美智子・著)

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    (松田美智子・著/扶桑社刊)

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    『おすし』(松田美智子・著)

    『おすし』
    (松田美智子・著/文化出版局刊)

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