夏の不調、肌トラブル、感染症対策にも。植物の力を借りて、すこやかさを保つ方法を、蓼科でハーブショップを主宰する萩尾さんに教わりました。今回は、お風呂に入れて肌を整える「バスハーブ」について。
(『天然生活』2020年8月号掲載)
(『天然生活』2020年8月号掲載)
夏によくある肌トラブルについて
汗をかいてそのままにすると、乾燥などの肌トラブルの原因に。ハーブをお風呂のお供にして、すこやかな肌に整えましょう。生のハーブ、乾燥させたハーブの2通りのつくりかたを紹介します。
フレッシュハーブを使って
フレッシュハーブのバスハーブのつくり方
抗炎症や収れん、保湿効果など、肌にやさしく、見た目も美しいハーブをそろえました。汗や日焼けでダメージを負った肌もすべすべに。
材料(つくりやすい分量)
●ポットマリーゴールド、コーンフラワー、ローズゼラニウム | 各適量 |
用意するもの
ガーゼの袋
つくり方
ガーゼの袋にハーブを入れて口を縛り、お湯に浮かべる。大きめの花は、袋に入れずにそのまま浮かべてもいい。
ドライハーブを使って
ドライハーブのバスハーブのつくり方
保湿や毛穴の引き締め作用で肌をさっぱりなめらかにします。フローラルな香気に包まれて心からリラックス。
材料(つくりやすい分量)
●リンデンフラワー、ラベンダー、レモングラス | 各適量 |
用意するもの
ガーゼの袋
つくり方
ガーゼの袋にハーブを入れて口を縛り、お湯に浮かべる。
〈監修/萩尾エリ子 撮影/寺澤太郎 取材・文/熊坂麻美〉
萩尾エリ子(はぎお・えりこ)
ハーバリスト。ナード・アロマテラピー協会認定アロマ・トレーナー。長野・茅野にて薬草店「蓼科ハーバルノート・シンプルズ」を営み、ハーブティーや精油の販売のほかアロマテラピーにまつわる講座も開催している。著書に『香りの扉、草の椅子』(扶桑社)ほか。11月上旬に、『天然生活』での連載をまとめた、『あなたの木陰』を発売予定。
蓼科ハーバルノート・シンプルズ
長野県茅野市蓼科豊平10284
☎0266-76-2282
営業時間:9:00〜18:00 休日:水曜
https://www.herbalnote.co.jp/
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです