• vol.45 かぼちゃプリン
    お菓子はほとんど手づくりするという、はなさん。何度もつくっている、とっておきのレシピを教えてもらいます。毎月30日更新。

    hana’s memo

    大好きな「栗マロンかぼちゃ」がスーパーに並び始めました。よく考えてみと、「栗マロン」って、栗と栗。よっぽど栗っぽいかぼちゃなんですね。

    画像: 大好きな栗マロンかぼちゃ

    大好きな栗マロンかぼちゃ

    ポタージュにしたり、そのままグリルしたり、煮物にしたり、そして、甘みが強いかぼちゃなのでデザートにも最適です。

    秋を迎える時季にぴったりなかぼちゃプリン。かぼちゃが主役の体にやさしいおやつです。

    「かぼちゃプリン」のつくり方

    画像: 「かぼちゃプリン」のつくり方

    材料<直径6cmのプリン型3個分>

    <カラメル>
    ●きび砂糖60g
    ● 水大さじ2
    ● 熱湯大さじ2
    <かぼちゃプリン>
    ● かぼちゃ(あれば栗マロンかぼちゃ)400g(皮と種を取り除き、正味約265g)
    ● 卵1個
    ● 卵黄1個分
    ● 牛乳100mL
    ● 生クリーム (乳脂肪分47%のもの)50mL
    ● きび砂糖60g
    <飾り付け>
    ● 生クリーム(乳脂肪分47%のもの)150mL
    ● きび砂糖大さじ1と1/2

    下準備

    *かぼちゃは皮と種を取り除き、4cm×2cmくらいの大きさに切る。

    画像: 小さく切る

    小さく切る

    *卵と牛乳、生クリームは室温にもどす。

    *蒸し器を準備する。

    *オーブンは170℃に予熱する。

    つくり方

     [カラメルをつくる]小鍋にグラニュー糖と水をを入れて混ぜる。

     を弱火にかけ、鍋を揺らしながら砂糖を溶かす。

    [はなよりひと言]

    途中、大きな泡がたくさんできますが、4分ほど経つとべっこう色に変わり、泡も小さくなってきます。

     全体が濃いカラメル色になり、カラメルの香りがしてきたら鍋を火から下ろし、細かい泡は木べらで混ぜながら消す。熱湯を加えて混ぜたら、再度火にかけ、砂糖の固まりを溶かす。

    画像: カラメルは多めに使う

    カラメルは多めに使う

    [はなよりひと言]

    熱湯を加えるとカラメルが反応して飛び散るので、私は小鍋の上に油はね防止用のネット(アルミ製)をのせ、その上から熱湯を一気に注ぎます。

     をプリン型に1/3量ずつ注ぐ。

     [かぼちゃプリンをつくる]かぼちゃを蒸し、ボウルに入れ、木べらなどで熱いうちにつぶしたら冷ます。

    画像: 蒸し器で10分ほど蒸す

    蒸し器で10分ほど蒸す

    画像: 熱いうちにつぶす

    熱いうちにつぶす

    画像: 冷ます

    冷ます

     卵と卵黄をボウルに割り入れ、泡立て器でほぐす。きび砂糖を加え、よく混ぜる。

    画像: 卵にきび砂糖を加えて混ぜる

    卵にきび砂糖を加えて混ぜる

     に牛乳と生クリームを加え、さらに混ぜる。

    画像: 牛乳と生クリームを加える

    牛乳と生クリームを加える

     のかぼちゃのボウルに流し入れ、混ぜる。別のボウルを用意し、こし器をのせ、ゴムべらに持ち替えて生地をこす。

    画像: かぼちゃと混ぜる

    かぼちゃと混ぜる

    画像: 混ざった状態

    混ざった状態

    画像: こして、かぼちゃの繊維を取り除く

    こして、かぼちゃの繊維を取り除く

    画像: 生地がなめらかになる

    生地がなめらかになる

    [はなよりひと言]

    こしながらかぼちゃの繊維を取り除きます。

     のカラメルが入ったプリン型に、を流し込む。

    10 のプリン型をホウロウのバットなど、深さのある耐熱皿に並べ、型の半分くらいの高さまで周りにお湯を注ぐ。

    画像: バットに60℃のお湯を注ぎ、オーブンで蒸し焼きにする

    バットに60℃のお湯を注ぎ、オーブンで蒸し焼きにする

    [はなよりひと言]

    お湯は60℃です。

    11 10を170℃のオーブンで30分ほど蒸し焼きにする。

    12 竹串を刺し、生地がついてこなかったら焼き上がり。ついてくるようなら、様子を見ながら追加で焼く。

    画像: 焼き上がり

    焼き上がり

    13 オーブンから出して粗熱をとり、ラップをして冷蔵庫で2時間ほど冷やす。

    画像: 粗熱をとったら、冷蔵庫で2時間ほど冷やす

    粗熱をとったら、冷蔵庫で2時間ほど冷やす

    14 型から皿に取り出す。プリンと型の間にナイフですき間をつくり、熱湯に5秒ほどつけてからひっくり返すと取り出しやすい。

    画像: 皿に取り出す

    皿に取り出す

    15 [飾り付けをつくる]生クリームにグラニュー糖を加え、泡立て器で7分立てにする。

    16 1415で飾りつけする。



    画像: つくり方

    はな
    モデル・タレント。神奈川県横浜市出身。17才からモデル活動を始める。現在は、ファッション誌で活躍するかたわら、FMヨコハマ「Lovely Day♡~hana金~」のナビゲーターも務めるなど、幅広く活躍している。趣味はお菓子づくりや茶道、仏像鑑賞。著書に『今日もお稽古日和』『はな、茶の湯に出会う』(ともに淡交社)、『hana’s style book』(宝島社)、『ちいさいぶつぞう おおきいぶつぞう』(幻冬舎)、『おくるおかし』(集英社)など多数。10月10日に当連載をまとめたムック『別冊天然生活 はなのお菓子』(扶桑社)が発売予定。

    インスタグラム:@hanalovestaco

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    天然生活webの連載「はなのお菓子」で人気のレシピを集めて、1冊にまとめました。「いちごショートケーキ」「タルトタタン」「台湾カステラ」「バスクチーズケーキ」など、はなさんが試作を重ねてできた32のレシピ。ぜひお家でつくってみてください。お菓子づくりに目覚めたきっかけなどについてのインタビューも掲載しています。



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