新米のおいしさを、普段の食卓のなかで余すところなく堪能できるおかずのつくり方を、飯島奈美さんに伺いました。今回は、「やわらか卵」のつくり方を。
(『天然生活』2019年12月号掲載)
(『天然生活』2019年12月号掲載)
やわらか卵のつくり方
かつおだしが香る、ふわふわとろとろの卵。明太子とも好相性で、新しい卵かけごはんを堪能できます。
材料(4人分)
●卵 | 4個 |
●だし汁(かつお昆布) | 150mL |
●粗塩 | 小さじ1/2 |
●酒 | 大さじ1 |
A | |
・片栗粉 | 小さじ1 |
・水 | 小さじ2 |
つくり方
1 小さめの鍋に、だし汁を入れて沸かし、酒、粗塩で調味し、Aの水溶き片栗粉を入れて混ぜ、とろみをつける。
2 ボウルに卵を割りほぐす。1を弱めの中火にかけ、混ぜながら卵を糸を垂らすように少しずつ1の鍋に加えていく(ふちが火に通りやすいので、外側から内側に混ぜる)。全体に柔らかく火が通ったら、最後に卵1個分くらいを表面に流し、火を止めてふたをして、1~3分お好みの固さになるまでおく。
3 2を器に盛る。ごはんに明太子をのせ、これをかけて食べるのもおいしい。
* * *
〈料理・スタイリング/飯島奈美 撮影/有賀 傑 取材・文/土屋 敦〉
飯島奈美(いいじま・なみ)
フードスタイリスト。テレビCMのほか、映画『かもめ食堂』『海街diary』、ドラマ・映画『深夜食堂』、連続テレビ小説『ごちそうさん』などを手がける。著書に『ご飯の島の美味しい話』(幻冬舎)ほか多数。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです