• 料理応援家の本多理恵子さんは50代。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、小皿で遊ぶひとりごはんのお話。

    見た目が変わるだけで、気分も食欲も上がる

    料理は見た目も大事、とよく言われます。

    しかし自分のためだけのごはんなら、ごはんの上に直接おかずを乗せたりレンジ解凍した容器のままで……。なんてこともあるのではないでしょうか?

    自分のためなら雑でも構わないと思いがちな私も、時には小皿を使ってちょっと見た目をおしゃれにすることがあります。

    ひとりで食べる日常だからこそ、たまにはアクセントが必要です。

    そこで活躍するのが小皿たちです。

    画像: 見た目が変わるだけで、気分も食欲も上がる

    家族のごはんやおもてなしには大皿が必須ですが、ひとりで食べる場合には小皿や小鉢が便利です。

    最近は、旅先での思い出に小さな皿や器を買って来ることが増えました。

    値段もリーズナブルだし嵩張らないのも嬉しいポイントです。

    また、使うたびに「あぁ。これは春に行った信州の。これは雪の東北の……」などと思い出しながら食事をいただくのも楽しいものです。

    しまいこまないのも、手間を減らすコツ

    画像1: しまいこまないのも、手間を減らすコツ

    小皿は食器棚には収納せず適当なカゴにまとめて入れておき、使うときに料理に合わせて選びます。

    その方が日常使いをするのに面倒が少ないからです。

    たとえ漬物や明太子でも、ちょこんと小皿に盛り付けるとご馳走に見えるからあら不思議。

    画像2: しまいこまないのも、手間を減らすコツ

    大皿と違い、洗う手間も気にならない小皿はまさに「ひとりごはん」のテンション爆上げアイテムではないでしょうか。



    本多理恵子(ほんだ・りえこ)

    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)がある。 11月に7冊目の著書『50歳からのひとりごはん』(集英社)が発売になったばかり。

    インスタグラム:@cafe.rietta

    CafeRietta(料理教室)
    https://rietta.me/

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