滋味豊かな旬の野菜から、季節の深まりが感じられます。寒い日々でも心と体が温まる、やさしい冬野菜料理を料理家の冷水希三子さん教わりました。今回は「かぼちゃのニョッキ」のつくり方を。
（『天然生活』2020年12月号掲載）
（『天然生活』2020年12月号掲載）
「かぼちゃのニョッキ」のつくり方
手軽にできるパスタ・ニョッキは、もちもちの食感が魅力。かぼちゃの甘味を、柑橘の酸味と香りでさわやかに。
野菜の調理のコツ
水分量が多いかぼちゃでつくると生地がべたついてしまうので、ほくほくした栗かぼちゃを選ぶか、水分が多そうなものは1～2カ月貯蔵してからつくるようにしましょう。
材料（2人分）
| ● かぼちゃ（正味） | 250g |
| ● 強力粉 | 75g |
| ● 塩 | 3g |
| ● バター（食塩不使用） | 20g |
| ● 青ゆずの果汁 | 小さじ2 |
| ● 青ゆずの皮 | 適量 |
つくり方
１ かぼちゃは種と皮を取り、3cm角に切って、やわらかくなるまで蒸す。ボウルに取り出し、なめらかになるまでつぶし、冷ます。
２ １に強力粉、塩1gを入れて混ぜてこね、打ち粉をした台に取り出し、直径1.5cmの棒状に丸め、包丁で1cm幅に切る。
３ 鍋に湯を沸かし、２を入れる。浮いてきてからさらに1～2分ほどゆでる。
４ ボウルにちぎったバター、塩2gを加え、ゆでたての３を加え、青ゆず果汁を加え、よく混ぜ合わせる。
５ 器に盛り、すった青ゆずの皮をふる。
＜料理・スタイリング／冷水希三子 撮影／加藤新作 取材・文／田中のり子＞
冷水希三子（ひやみず・きみこ）
料理家・フードコーディネーター。季節の食材を使ったやさしい味わいのレシピが評判を呼ぶ。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
