• 料理研究家の松田美智子さんにしらたきのたらこあえを教えていただきました。しらたきとえのきだけの食感がおいしい一品。しらたきはしっかりゆでて、から炒りすると、驚きのおいしさに。

    たらこのこと

    画像: たらこのこと

    たらこは「鱈子」と書き、スケソウダラの卵巣(魚卵)を塩漬けしたもののことを指します。スケトウダラの卵は2本1組でおなかの中に入っているため、2本で1腹となります。たらこは必須アミノ酸をバランスよく含む優れたタンパク質を含んでいます。また、ビタミンA、E、B1、B2も豊富で、とくにビタミンEは強い抗酸化作用を持ち、細胞膜を健全に保つなどの働きがあり、若返りのビタミンともいわれています。

    すぐに食べないときは小分けにしてラップに包み、冷凍庫で保存します。また少しだけ残ったときは焼いておくといいでしょう。

    しらたきのたらこあえのつくり方

    画像: しらたきのたらこあえのつくり方

    しらたきとえのきだけの食感がいい一品。しらたきの下処理と、えのきだけに火を入れすぎないことがポイントです。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● たらこ1腹
    ● しらたき1玉
    ● 塩(しらたきの下処理用)小さじ1
    ● えのきだけ1束
    ● 酒大さじ3
    ● ナンプラー小さじ1〜2
    ● あさつき4本

    つくり方

     しらたきは下処理をする。鍋にしらたきと塩を入れてよくもみ込み、水をたっぷり注ぎそのまま30分ゆで、ざるにあげる。

    画像1: つくり方

     たらこは片腹ずつ分けて、縦に半分の切り込みを入れて開き、スプーンなどで身をかき出す。ボウルに入れ、酒をかけておく。

    画像2: つくり方
    画像3: つくり方

     えのきだけは石づきを取りバラバラにほぐす。あさつきは小口切りにしてペーパータオルに包んでおく。

     の水けを切り、2回ほど包丁を入れ長さが短くなるように切り、フライパンで細くなるまで中火でしっかりとから炒りする。

    画像4: つくり方
    画像5: つくり方

     を入れたら火を弱め、えのきだけを加える。

    画像6: つくり方
    画像7: つくり方

     ふたたび中火にし、味をみてナンプラーを加える。少ししんなりしたら、器に盛り、あさつきをたっぷりのせる。

    画像8: つくり方

    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉

    画像9: つくり方

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。

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    画像: しらたきのたらこあえ|松田美智子の季節の仕事

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    (松田美智子・著/文化出版局刊)

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