• 料理応援家の本多理恵子さんは50代。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、春巻きの皮でつくるお手軽スイーツのお話。

    春巻きの皮が余ったら

    春巻きの皮を使ったスイーツをご紹介します。

    お弁当やおかずに重宝する春巻きですが、「皮」が少しだけ余ってしまうことはありませんか?

    これは春巻きに限ったことではなく餃子やシュウマイの皮も同じように「微妙な枚数が余る」ことがあります。

    乾燥しないようにラップに包み、冷蔵庫にしまって問題を先送りしても、結局使うことなく無駄にしてしまいがちです。

    そもそも春巻きの皮は餃子やシュウマイの皮と異なり、粉を水でトロトロに溶いたものを一度焼いています。

    ですから、もちもちと弾力のある食感があり、デザートの素材にむいているのです。

    今回は溶かしバターを塗って砂糖を振りかけて焼きましたが、フレンチトーストのように卵液につけてバターを溶かしたフライパンで焼くとクレープになります。

    どちらも手軽にできるので、余った皮を使うというよりわざわざ1袋買ってきてつくってもペロリと食べきってしまうと思います。

    是非お試しください。

    「春巻きシナモンロール」のつくり方

    画像: 「春巻きシナモンロール」のつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    画像1: 材料(つくりやすい分量)
    ●春巻きの皮好みの量
    ●バター適量
    ●シナモンシュガー適量

     春巻きの皮にレンジで溶かしたバターを塗り、シナモンシュガーを適量ふりかけて筒状に巻く。

    画像2: 材料(つくりやすい分量)

     を閉じ口を下にして、アルミホイルの上に並べ、トースターで焦げ目がつくまで焼く(200℃で3分程度)。



    本多理恵子(ほんだ・りえこ)

    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)がある。 11月に7冊目の著書『50歳からのひとりごはん』(集英社)が発売になったばかり。

    インスタグラム:@cafe.rietta

    CafeRietta(料理教室)
    https://rietta.me/

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