休日の朝、のんびりしながらおいしいお茶と甘い朝食を味わうのは、きっと至福のひと時。フルーツの色と香りを楽しむブランチメニューから「スコーンとフルーツヨーグルトクリーム」のつくり方を、おはらあやさんに教わりました。
(『天然生活』2020年5月号掲載)
「スコーンとフルーツヨーグルトクリーム」のつくり方
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
ブランチにつくりたい、焼きたてさくさく、ふわふわのスコーン。さっぱりとした、フルーツたっぷりのクリームを添えて、召し上がれ。
「スコーン」のつくり方
スコーンの材料(12個分)
⚫︎ バター(食塩不使用) | 70g |
A | |
・ 薄力粉 | 250g |
・ ベーキングパウダー | 8g |
・ グラニュー糖 | 30g |
・ 塩 | ひとつまみ |
B | |
・ プレーンヨーグルト | 110g |
・ 牛乳 | 50mL |
⚫︎ 打ち粉(薄力粉)、牛乳(つや出し用) | 各適量 |
つくり方
1 バターは1cm角に切り、冷蔵庫で冷やす。Aは合わせてふるう。Bを混ぜ合わせておく。
2 ボウルにAと1のバターを入れ、カードでバターを細かく切り、粉類と合わせていく。両手で粉をすくい、指と指をこすり合わせる。何度か繰り返し、さらさらとしたパン粉状にする。
3 2にBを加え、カードで大きく混ぜ、ひとまとまりの生地にする。生地がやわらかい場合は、ラップで包み、冷蔵庫で30分~1時間、冷やす。
4 オーブンを200℃に予熱する。
5 打ち粉をした台に生地を置き、カードなどで半分に切って重ね、伸ばす。これを3回ほど繰り返し、厚さ2cmにのばす。直径5cmの丸型(またはコップ)で抜き、オーブンシートを敷いた天板に並べる。余った生地は、重ねてから厚さ2cmにのばし、型で抜く。
6 スコーンの上面につや出し用の牛乳をはけで塗る。190℃に温度を下げ、13~20分、様子をみながら焼き色がつくまで焼く。
「フルーツヨーグルトクリーム」のつくり方
材料(つくりやすい分量)
● プレーンヨーグルト(無糖) | 200g |
● ドライマンゴー(1cm角に切る) | 30g |
● ドライいちじく(1cm角に切る) | 30g |
● ドライクランベリー(半分に切る) | 30g |
● ドライグリーンレーズン | 10g |
● はちみつ | 適量 |
※ドライフルーツは同量(合計100g)の好みのものでよい。
つくり方
1 容器にヨーグルトとすべてのドライフルーツを入れて混ぜ、冷蔵庫でひと晩おく。
2 食べる直前に器に盛り、はちみつをかける。
<料理/おはらあや 撮影/吉森慎之介 スタイリング/荻野玲子 取材・文/河合知子 撮影協力/UTUWA>
おはらあや
2016年に予約制の小さな喫茶店「フルーツ喫茶オハラ」を開店。2019年からはフルーツの魅力を伝える焼き菓子の制作もはじめ、各地イベントなどにも参加している。現在は、長野県安曇野市へ移住。果実と美しい水に恵まれた地で、菓子製造のアトリエとフルーツ喫茶再開に向けて準備中。インスタグラム@fruitsandwich_ohara
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです