• 具材をはさんでぎゅっと焼く「ホットサンド」。朝ごはんでいただきたいパンのレシピを、枝元なほみさんに教えていただきました。今回はアスパラとかにかまのホットサンドバナナとカマンベールのホットサンドのつくり方を。
    (『天然生活』2021年5月号掲載)

    枝元なほみさんの“ホットサンド”レシピ

    香ばしい焼き色が食欲をそそるホットサンド。朝ごはんにいただいたなら、1日を元気に過ごせそう。今回は、そんなパンづくしのレシピを、枝元なほみさんに教えていただきました。

    遅く起きた朝や、朝昼兼用のブランチなどでよく食べるという枝元さん。

    「ホットサンドは、型にバターを塗ると表面がカリカリになるんです」と、見せていただいたホットサンドメーカーは、じか火で焼くタイプのもの。高校生のときからの愛用品です。

    「ホットサンドはパン同士をしっかりくっつけるとおいしく仕上がります。コツは、チーズや溶き卵を使い、はがれにくくすること。ホットサンドメーカーがなくてもフライパンでつくりやすいですよ」

    パンの焼けるにおいは幸せな気分にしてくれます。1日の始まりを、パンと一緒に迎えてみては。

    「アスパラとかにかまのホットサンド」のつくり方

    緑と赤の丸がきれいに並び、食べるのが楽しくなるホットサンド。アスパラとかにかまのやさしい風味がよく合います。

    画像: 「アスパラとかにかまのホットサンド」のつくり方

    材料(2人分)

    ● グリーンアスパラガス3本
    ● かに風味かまぼこ5本
    ● 食パン(8枚切り)4枚
    ● マヨネーズ適量
    ● ピザ用チーズ60g

    つくり方

     アスパラガスは根元の固い部分を切り、下1/3の皮を薄くむいて、長さ半分にする。フライパンに水1/2カップ(分量外)を入れ強火にかけ、沸騰してからアスパラを入れ、1分半~2分蒸し煮にする。

     アスパラに火がとおったら冷水に取り、冷まして水けをきる。

     かにかま4本はそのまま、残り1本は4等分に切る。

     食パン2枚にマヨネーズを薄く塗り、片方にピザ用チーズを1/4量のせ、を右の写真のように順に並べて、さらにピザ用チーズを1/4量のせ、もう1枚の食パンをのせる。残りも同様にはさむ。

     を、バター(分量外)を薄く塗ったホットサンドメーカーなどで、片面3分ずつ弱めの中火で焼く。残りも同様に焼く。

    画像: アスパラとかにかまを交互に並べる。断面が輪切りになるよう注意して

    アスパラとかにかまを交互に並べる。断面が輪切りになるよう注意して

    「バナナとカマンベールのホットサンド」のつくり方

    熱をとおすととろりと溶けるバナナとチーズを合わせて。できたて熱々をいただきましょう。

    画像: 「バナナとカマンベールのホットサンド」のつくり方

    材料(2人分)

    ● バナナ大1本
    ● カマンベールチーズ100g
    ● 食パン(8枚切り)4枚
    ● ブラウンシュガー大さじ1と1/2

    つくり方

     バナナを2等分に切り、さらに7~8mmの薄切りにする。

     カマンベールチーズを放射状に薄く切る。

     右の写真のように食パン2枚を並べ、それぞれを半量ずつのせ、チーズの方にブラウンシュガーを半量ふり、2枚を合わせる。残りも同様にはさむ。

     を、バター(分量外)を薄く塗ったホットサンドメーカーなどで、片面3分ずつ弱めの中火で焼く。残りも同様に焼く。

    画像: チーズが溶けると接着剤の代わりになり、パンがはがれにくくなる

    チーズが溶けると接着剤の代わりになり、パンがはがれにくくなる



    <料理/枝元なほみ 撮影/川村 隆 スタイリング/竹内万貴>

    枝元なほみ(えだもと・なほみ)
    料理研究家。やさしいレシピと気さくな人柄にファンが多い。テレビ、雑誌などで活躍。一般社団法人「チームむかご」では、農業生産者をサポートする活動も。著書に『枝元なほみのリアル朝ごはん』(海竜社)など。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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