• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。大好きなヤングコーンの季節の到来に興奮を隠せない白鳥さん。

    6月。大好きなヤングコーンの季節

    友人たちとごはんを食べに行った時のことです。ヤングコーンのグリル焼きが出てきました。

    「ヤ、ヤングコーンだ!」

    もうそんな季節になっていたなんて。まずは季節の移ろいの早さに驚き、次に、こーんなに大好きなヤングコーンの存在を忘れていた自分に驚きました。今ダジャレを言いましたよ。ご堪能下さい。

    そんなわけで、その日から私の頭の中はヤングコーンでいっぱいに。夕飯に食べたいものヤングコーン。今1番欲しいものヤングコーン。君しか見えないヤングコーン。

    画像1: 6月。大好きなヤングコーンの季節

    ついに近所のスーパーで見つけた時は、爆買いの箱買いをしようかと思いましたが、自制心を保って家族で食べられる分だけ買って帰ってきました。

    1番美味しい食べ方はやっぱりグリル焼きだと思います。カサカサに乾いている上の方は切り落として、少し切り込みを入れたらグリルに入れるだけです。

    うっかり焦げても、葉っぱに守られているから中身は大丈夫なのも、私にとってはありがたいところ。

    外側にうっすら焦げ目がついたら取り出して、葉っぱを剥いて、コーンのひげごといただきます。

    ひげがシャキシャキして美味しい。コーンのコリコリとした歯応えと甘み。そう、ヤングコーンは歯応えが美味しいのです。マヨネーズを付けたら、いくらでも食べられる極上の一品です。

    ひげごと天ぷらにしても美味しいらしく、毎回やろうと思いつつ、グリルの手軽さに負けて食べ尽くしてしまう私です。

    画像2: 6月。大好きなヤングコーンの季節

    ヤングコーンといえば、八宝菜に入っている水煮のものしか知らず、こんな美味しい食べものだと知ったのはここ最近です。

    昔はこんなふうにそのまま売ってなかったですよね? ということは、もうすでに市場人気は高いということかしら? なにはともあれ、ヤングコーンがスーパーに並んでいて嬉しいです。

    2歳の娘は、とうもろこしのことを「コーン」と言います。子どもの面白い言い間違えナンバー1に入る「とうもろこし」。

    「とんもろこし」とか「たんもろこし」とか言うのを楽しみにしていたんですが、まさかの「コーン」と言い続けて、最近ではしっかり「とうもろこし」と言えるようになってしまい、ちょっと残念。

    そんな娘の1歳の時の言い間違えで、全然分からなかったものがあります。それは「たんかんぶー」なのですが、みなさん何だか分かりますか?

    画像3: 6月。大好きなヤングコーンの季節

    答えは「さくらんぼ」

    どう言い間違えたら、さくらんぼになるのか。でもなんとなく分かる気もする。いや、するかな?

    これの答えが分かった時は、スカッとしました。ニュートンが万有引力を発見した時と同じくらいスカッとしました。

    そんな娘の懐かしい姿を、ヤングコーンを食べながら思い出した6月の出来事でした。



    画像4: 6月。大好きなヤングコーンの季節

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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