• 古い町家で暮らして16年。「ものとの向き合い方」や自分で手を動かす楽しみが増えたという美濃羽まゆみさん。ものをむだなく生かす日々の工夫を教えていただきました。
    (別冊天然生活『美濃羽まゆみさんの手づくりのある暮らし』より)

    町家が教えてくれた、ものをむだなく生かす楽しみ

    「余り生地だけでつくった」と教えてくれたパッチワークトップス。

    「コートを仕立てると半端な生地がたくさん残ってしまうのですが、いつか服づくりに生かしたいとずっとためていました。このトップスは個展に合わせて一点ものとして制作しましたが、定番アイテムとは違っていろいろな柄ができ上がり、お客さまにも選ぶ楽しみを味わっていただけたようです」

    服に限らず、はぎれを上手に使うのは、美濃羽さんの得意分野。

    これまでも、鍋つかみやティッシュケースなどいろいろな生活雑貨に仕立ててきましたが、手縫いブローチなど、さらに手軽につくれるアイテムも増え、ワークショップでも紹介するようになりました。

    はぎれのアップサイクルと同様に、古い町家を修繕しながら暮らすようになってからは、お気に入りのものや道具も手直ししてより大事に使うように。最近は器の金継ぎにもトライしているそう。

    「どんなふうに直そう」と思いめぐらせるときのワクワク感と、愛用品が再び使えるうれしさ。ものを生かし長く使うこともまた、手づくりと同じ喜びがあるようです。

    画像: 町家の建物だけでなく、水屋箪笥やかごなど、素朴で飽きのこない昔から親しまれてきたものを、生活のなかで大事に使っている

    町家の建物だけでなく、水屋箪笥やかごなど、素朴で飽きのこない昔から親しまれてきたものを、生活のなかで大事に使っている

    布耳で愛用品を補強して

    画像: 布耳で愛用品を補強して

    手ぼうきの柄のほつれや、裁ちばさみの塗料のかすれなど、道具のほころびを見つけたら、服づくりで余った布耳をくるくる巻いて手当てすることも。

    使いやすくなるだけでなく、見た目もかわいらしくなり、より愛着がわいてきます。

    画像: 裁断して出たはぎれや布耳を、瓶にストック

    裁断して出たはぎれや布耳を、瓶にストック

    服づくりのはぎれを活用

    画像1: 服づくりのはぎれを活用

    コートの制作時に出る余り布をつなぎ合わせた「FU-KO basics.」のパッチワークトップス。

    「残った布を組み合わせていくので同じものはつくれないのですが、さまざまな色や柄ができて面白かったです」

    フリースやボアは肌触りもよく、底冷えの町家でも「軽くて暖かい」と美濃羽さんも愛用。洗濯機で洗えるのもポイントです。

    画像2: 服づくりのはぎれを活用

    文房具や小物を入れるキルト生地のポーチは、ワークショップでも人気の手縫いアイテム。

    「幼い娘につくった、子ども服のはぎれを使って仕立てています」

    ダ―ニングでお直しを

    画像: ダ―ニングでお直しを

    気に入っていた靴下に穴があいてしまったら、さよならする前にダーニング。

    「専用のダーニングマッシュルームがなくても、丸い石などで代用すればできますよ」

    好きな色の糸でお直しすれば、ワンポイントが加わった自分だけの一足に。

    本記事は別冊天然生活『美濃羽まゆみさんの手づくりのある暮らし』からの抜粋です

    別冊天然生活『美濃羽まゆみさんの手づくりのある暮らし』

    別冊天然生活
    『美濃羽まゆみさんの手づくりのある暮らし』

    別冊天然生活『美濃羽まゆみさんの手づくりのある暮らし』

    amazon.co.jp

    * * *

    8/31までアーカイブ配信中! 美濃羽まゆみさんトークイベント

    『美濃羽まゆみさんの手づくりのある暮らし』の発売記念トークイベントを配信中!

    手づくりの服や保存食のことなど、衣食住にまつわるお話をたっぷりお話していただきました。

    美濃羽さんが暮らす、築約100年の町家のルームツアーやはたきづくりのデモンストレーションも!

    アーカイブは8/31まで繰り返し何度でもご覧いただけます。ぜひ本と合わせてお楽しみください!

    ▼詳細はこちらから
    『美濃羽まゆみさんの手づくりのある暮らし』出版記念トークイベント
    https://teket.jp/1312/35722



    This article is a sponsored article by
    ''.