(『天然生活』2024年1月号掲載)
紙類の「小片づけ」のコツ
必要なものだけを立ててストック
「とりあえず……」とたまりがちな紙類は、3つのカテゴリーに分けて収納するのがおすすめ。
①支払い明細など一時的に必要なものは「流動」として、投げ込み式のフォルダーに。
②保険証書などずっと必要なものは「固定」としてジャバラ式のファイルに。
③思い出の写真や手紙類は「愛着」として数をしぼり、まとめておきます。
玄関の「小片づけ」のコツ
外から入るものの「関所」に
玄関は人も運気も入ってくるところ。ものは置かず、とくにすっきりさせておきたい場所です。
チラシや郵便など、毎日外から入ってくる紙類は、玄関で選別し、必要なものだけ家の中に入れるように。鍵や時計など、出かけるときに必要なものは玄関にそろえておくと、動線がスムーズ。
「ひとりにつき1引き出しで管理していますよ」
年末にすること
年末の家事は分担表をつくりチェックしていく
12月は何かと忙しいので、年末の大掃除は11月中に済ませるという井田さん。衣食住、事務と項目を分け、やるべきことを書き出します。そして、家族で担当を決め、終わったらチェックをしていくという仕組み。
「別にきっちり全部しなくてもいいんです。あれもやろうこれもやろうと、気持ちが急いてしまうものですが、書き出すと全体を把握できるし、それだけで気持ちがラクになるんです」
〈撮影/星 亘 構成・文/鈴木麻子〉
井田典子(いだ・のりこ)
整理収納アドバイザー。「片づけの達人」「スーパー主婦」として、片づけや時間の使い方に関するアイデアを発信。『今やるのが、いちばんハヤイ! 人生が整う「小片づけ」』(主婦と生活社)など著書多数。YouTubeチャンネル「井田典子 だわへし整理術」も好評。
井田典子YouTubeチャンネル だわへし整理術
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです