「ぶりしゃぶ」のつくり方
1/3量で300kcal 塩分1.7g
簡単でごちそう感もあるから、忙しい年末によく登場する鍋。野菜はささがきごぼうや春菊でも。しめの春雨までするっとおなかに入ります
材料(2~3人分)
● ぶりの刺し身 | 1さく(約250g) |
● 万能ねぎ | 1/2束 |
● えのきだけ | 1袋(約100g) |
● 昆布(5×5cm) | 1枚 |
● 薄口しょうゆ | 小さじ1 |
● 塩、ポン酢しょうゆ、好みの薬味(下記参照) | 各適宜 |
● 春雨 | 40g |
つくり方
1 鍋に昆布と水4カップを入れ、30分ほどおく。ぶりは水けを拭いて塩少々をふり、10分ほどおく。水けを拭いて幅5mmの薄切りにする。ねぎは長さ6cmに切る。えのきは根元を切ってほぐす。
2 1の鍋を中火にかけ、煮立つ直前に昆布を取り出す。塩小さじ1/2と薄口しょうゆを加える。
3 ねぎとえのきを鍋に入れてさっと煮て、ぶりを好みの加減にくぐらせ、ポン酢や好みの薬味でいただく。春雨は熱湯でさっとゆで、ざるに上げる。鍋つゆに加えてかるく温め、かんきつを絞る。
いろんな薬味で、味変を
シンプルな鍋だからこそ、薬味で味に変化をつけて。おろししょうが、粗びき黒こしょう、すだちやゆずなどのかんきつ類、もみじおろしなどが合います。
本記事は『いちばんやさしい魚の食べ方』(オレンジページ)からの抜粋です
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飛田さんのシンプルレシピで魚料理をもっと身近に!
海の近くに住まう料理家の飛田和緒さんが、身近な魚を使ったシンプルレシピを紹介。「切り身」と「刺し身」を使った、毎日つくりたくなる簡単なメニューから、イクラのしょうゆ漬け、かきのオイル漬け、自家製かつおツナなどのごちそうストックまで、おいしい魚介レシピがそろった一冊。さばき方や下ごしらえも、写真つきでていねいに解説しています。
〈料理/飛田和緒 撮影/邑口京一郎 スタイリング/駒井京子 熱量・塩分計算/五戸美香(スタジオナッツ)〉
飛田和緒(ひだ・かずお)
東京生まれ。2005年から三浦半島での海辺の暮らしを始める。近隣の港で揚がった新鮮な魚介類を、四季の料理で楽しむ。シンプルでおいしく、つくる人の立場に寄り添ったレシピが人気。
インスタグラム:@hida_kazuo