家事も減らせた、すっきりルール
体力や気力の衰えを感じ始める50、60代は、家事の見直しどきなのかなと感じています。
いつも家をきれいに保ちたいと思っていても、若い頃のように家事をこなすことは難しく、負担に感じることもどんどん増えてきています。
そこで、できるだけ家事の手間や時間、労力を手放せる方法はないかなと思い、試行錯誤の末に見つけたのが、すっきりさせるための「ルール」でした。
この方法を実践するようになり、家事はグンとラクに、短時間で済むようになりました。
また自分の時間も増え、ゆとりのある生活が送れています。
すっきりルール 朝、テーブルにものがない状態に
朝は、YouTube用の動画を撮影する大切な時間。
すぐに作業を始めたいから、テーブルの上にものがない状態にしておくことは、効率化のために欠かせないポイントです。
だから夜寝る前に、テーブルの上にあるものを片づけてリセットするのがルーティン。
面積の広いテーブルの上が片づいていると、部屋全体がすっきりして見えるという効果も。
すっきりルール レースのカーテンは使わない
カーテンを洗うのは、かなりの重労働。年を取ればなおさらです。
わが家は隣家との距離があり、外からの視線を気にする必要がないので、レースのカーテンは使いません。
二重窓なので寒さの心配もなく、視覚的にもすっきり。
すっきりルール 床にものを置かない
床にものを置かなければ、掃除をするときにいちいち移動させる必要がなく、サッと掃除に取りかかれます。
床置きのゴミ箱の数も減らし、キッチンと洗面所の2か所だけに。ゴミの収集作業も簡単です。
すっきりルール 掃除はロボットにお任せ
ロボット掃除機を使うことで手放せるのは、掃除機をかける手間だけはありません。
掃除機をクローゼットから取り出し、しゃがんでコンセントに差す、という作業もいらなくなるため、体への負担も大幅に減少します。
本記事は、『64歳、やめて捨てたら手に入った、幸せな暮らし』(ライフ・著/扶桑社)からの抜粋です。
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子育てが終わったら突然シニアが始まった!
子どもが巣立った後に残されたのは、モノがあふれた家と、真っ白なスケジュール帳。
ずっとなるのが怖かった60代が「いちばん幸せ!」に変わるまで
60代から発信を始め、人気YouTuberとなった「ライフさん」(64歳)。すてきなシニアライフを目指して、大型家具を捨てたり、バブル服を捨てプチプラ服に移行する姿とプロセスを紹介するYouTube「60歳からの幸せライフ」は、最高87万回再生の人気チャンネルに。 子育てで物の多い生活を強いられてきたライフさんが、大物や服捨てに目覚めた経緯と、おおざっぱな性格でもすっきりした家をキープする整理術を紹介。さらにYouTubeでもっとも反響があった、60歳を境に大きく変わった友人関係についても深堀りした1冊。
<撮影/山田耕司>
ライフ(らいふ)
1960年生まれ。元専業主婦のシニア・ユーチューバー。子育て終了後の60歳から「60代の暮らしって悪くないよ」をテーマにYouTube『60歳からの幸せライフ』にて発信を始める。シンプルな生活を基軸に、ものや人間関係に執着しすぎず上手に手放す姿が人気で、最高で90万再生超えを記録。本作が初の著書となる。60代の夫との2人暮らし。
YouTube『60歳からの幸せライフ』https://www.youtube.com/@60歳からの幸せライフ
Instagram@happy_senior1960
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです