菊池亜希子さんの
ありが10ふくを支える名脇役たち
おしゃれのベースを支えてくれるアイテムや、ありが10ふくと同じくらい大事な小物を紹介します
グランパな本たち
五味太郎さんとジョン・バーニンガムさんの絵本、カイリーン・デヴェニー氏の写真集など、本からおしゃれのヒントをもらうことが多い。

絵本的な色の服
五味先生の絵本に登場しそうな色味の洋服たち。
「テラコッタのような、くすんだオレンジがかった茶色にひかれます」

軽くてタフな「zattu」のかばん
マイクロファイバースエードを使った、軽くて丈夫なバッグ。
「荷物が多い日に重宝します。洗えるのでガンガン使っています」

やっぱり赤い靴下で
赤い靴下は特別で、いい赤を見つけたら迷わず購入。
「毛玉だらけのものをグシュグシュって履く感じが好き。サンタっぽくて」

ヘアセットの必需品
ヘアオイルとバームを混ぜて、濡れた髪ににぎるようになじませる。
「手をかけなくてもいい感じになるのでラクになりました。娘とおそろいのブラシは『ジョンマスターオーガニック』。ツルツルになります」

最低限のメイク道具
「トム フォード ビューティ」の眉マスカラ、「アスレティア」のリップ美容液。
「ふだんメイクをあまりしないので、眼鏡もメイク道具だと思っています」

エッセンシャルオイルのミスト
撮影スタジオや、ときどき行くアトリエなど、空間を仕切り直したいときにシュッ。
「精油ならではの、ごく自然な香りにいやされます」
「ユーモレスク」で購入。

吸水性抜群の「フェイラー」のハンカチ
お義母さんからのプレゼントがきっかけで集めるように。
「とにかく吸水性がいい! 子どもとのお出かけの必需品。レアな柄を探すのが楽しい」

本記事は、『菊池亜希子のありが10(とう)ふく、みせて!』(扶桑社)|菊池 亜希子(著)からの抜粋です。
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菊池亜希子が豪華ゲストを招き、ゲストの私物をもとに、おしゃれについて熱くおしゃべり。読めばおしゃれしたくなるはず!
『天然生活』で連載中の、モデル・俳優の菊池亜希子さんによる人気連載『ありが10(とう)ふく、みせて!』を書籍化しました。菊池さんがいま会いたいゲスト15人をお迎えし、ゲストが「側にいてくれてありがとう」と思う私物、10アイテムについて、根ほり葉ほり取材しています。放課後に、友達とおしゃべりしているようなリラックスした雰囲気で、ゲストの本音を引き出していく菊池さん。見えてきたのは、ひとりひとり異なる、ものとのつきあい方、おしゃれに対する考え方や、大事にされている軸でした。年齢を重ねるごとに、「何を着たらいいのか分からない」「おしゃれが昔ほど楽しくない」と、おしゃれ心が乾きがちの私たち。でも、この本を読めば、気軽におしゃれを楽しんでみようという気持ちになるはずです。中島基文さんによる、愉快なデザインも見所です。
<撮影/千葉亜津子>
菊池亜希子(きくち・あきこ)
1982年生まれ。岐阜県出身。モデル・俳優・エッセイやイラストなど幅広く活躍中。近著は『へそまがりな私の、ぐるぐるめぐる日常。』(宝島社)。毎週土曜日、インターエフエムのラジオ番組『スープのじかん。』のパーソナリティーを務める。現在放送中のTBS系日曜劇場『キャスター』に出演。インスタグラム:@kikuchiakiko_official