日常を離れ、ほっとひと息つきたくなる京都。今回は、エッセイストの広瀬裕子さんに、とっておきの過ごし方を聞きました。
(『天然生活』2026年7月号掲載)
(『天然生活』2026年7月号掲載)
歴史のなかに静かに佇む
通う美容室もあり、日帰りで京都を訪れることも多い広瀬裕子さん。
「最近は、ゆっくり出かけ、早めに帰宅するように。この前は久しぶりに老舗旅館に宿泊しました」
京都に心ひかれる理由は、歴史を守りながら暮らす人々や、街に息づく文化の豊かさだと話します。
「街中を流れる鴨川の水の美しさや、護岸工事に感じる知恵とやさしさも印象的です。京都御苑や糺の森のように、緑が多く、自由に出入りできる場所があることも魅力。食や和菓子・茶道などの文化、水のおいしさ、そして多くの職人さんが暮らし、生計を立てていける環境にもひかれます」
1日目

| 10:00 | 京都駅着 |
| 10:30 | とらや一条店 |
| 11:30 | 京都御所を散歩 |
| 12:00 | いづ重で押し寿司 |
| 14:00 | 直珈琲→月餅家直正 |
| 15:00 | 旅館にチェックイン |
| 20:00 | 旅館で夕食後、酒陶 柳野 |

「とらや 京都一条店」は必ず立ち寄る場所だそう。「お庭と建物が素晴らしく、いつものお菓子もいっそうおいしく感じます」。宿には早めにチェックインして、バーに行く時間までのんびり過ごします
2日目

| 08:00 | 旅館の朝食 |
| 11:00 | チェックアウト後→亀屋良永→京都鳩居堂→麩嘉→HIN→一保堂茶舗 京都本店→鴨川 |
| 14:30 | 京都伊勢丹でお弁当の受取 |
| 15:00 | 京都駅発 |

「Arts & Science」が手がける「HIN」も行きつけ。「置いてあるもののクオリティが高く美しいので、眺めているだけでも満たされます」。帰りは「京都伊勢丹」で、お弁当を受け取り、お菓子も選びます
<取材・文/阿部里歩 イラスト/松栄舞子>
広瀬裕子(ひろせ・ゆうこ)
東京、葉山、鎌倉、瀬戸内を経て、2023年から再び東京在住に。現在は、執筆業のほか、ホテルや店舗、レストラン、住居などの空間設計のディレクションにも携わる。近著に『60歳からあたらしい私』(扶桑社)がある。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです






