大きな水玉柄は、はつらつとした印象。“らしさ”は小物使いで

独特のボリューム感がチャーミングな“チクチク”のバルーンスカート。
「昔から水玉が好き。厚手のコットンなので、素材感の違う「コムデギャルソン トリコ」のナイロンブルゾンを合わせました」
着こなしや顔の印象を引き締めると同時に照れ隠しも兼ねるというダテ眼鏡もお似合いです。
大切にしているのは、コーディネートの中にギャップをつくること

「私はよく天然素材の服に、あえておもちゃのような指輪をつけます。正反対の素材をあわせることが、型にはまらない私らしさだと思うから」

アクセサリーは、カラフルでおもちゃっぽいものが多いそう。最近のお気に入りは白い石をモチーフにした「emic:etic」の指輪。無彩色コーデに遊び心も加わります。
おしゃれの基準は、1サイズ大きなペッタンコの靴に合うかどうか

全体のバランスにこだわって、1サイズ大きなペッタンコの靴に合うのが基本。愛用しているのは、「トリッペン」や「ウズラシューズ」
ここぞ!というとき、赤いマニキュアをして気分をアップ

歳を重ねた手に、爪の真ん中にだけスーッと入れた赤いラインがカッコよく映えます。抜け感のあるこの塗り方で、山中さんらしく。
もっと詳しい内容は、ムック『これからの私が似合う服』に掲載されています。
そちらも参考になさってください。
<写真/大森忠明 取材・文/向井真樹>
山中とみこさん
1954年生まれ。49歳でブランドをスタート。現在、埼玉県所沢市でギャラリー&ショップ「山中倉庫」を不定期にオープン。著書「時を重ねて、自由に暮らす」(エクスナレッジ)を上梓。
Instagram:@chicuchicu315

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