一説によると、春は鶏の体調が最もよい季節といわれているので、「春の卵は美味」と聞きます。料理家の松田美智子さんに、ふわふわのオムレツをはさんだオムレツサンドイッチのつくり方を教えていただきました。
オムレツサンドイッチのつくり方
ふわふわのオムレツをはさんだサンドイッチ。
フレンチマスタードがアクセントに。
材料(4個分)
● 卵 | 4個 |
● バター | 大さじ1 |
● 食パン(サンドイッチ用・10枚切り) | 4枚 |
● マヨネーズ、フレンチマスタード | 各適宜 |
つくり方
1 食パンにマヨネーズを薄く塗り、2枚にフレンチマスタードも薄く塗っておく。ボウルに卵を割り入れ、カラザを取る。箸で縦に円を描くように卵をとき、ときどき、白身を切る。空気を含ませるように卵をとくのがポイント。
2 直径20cmのフライパンを弱火で温め、バターを溶かし、卵液をゆっくり注ぎ、2呼吸ぐらい置いて、スパチュラ等で大きく卵を混ぜる。2回繰り返し火を切り、予熱でおき、大体固まるまでおく。
3 食パン2枚に、オムレツを半分ずつパンに広げ、もう一枚のパンを載せてサンドする。上から軽く抑えてから、パンの耳を切って、器に盛る。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
◇ ◇ ◇