料理家の松田美智子さんに稚鮎のソースのつくり方を教えていただきました。にんにくの効いた、ほろ苦い稚鮎のソースがそうめんやパスタによく合います。初夏に出回る鮎の稚魚「稚鮎」は、骨までやわらかく、丸ごと食べることができます。鮮度が命なので、新鮮なものを選んで、早めに調理をしてくださいね。
稚鮎ソースのつくり方
稚鮎を丸ごと使ったソース。
にんにく風味のほろ苦いソースが、そうめんやパスタによく合います
材料(2人分)
● 稚鮎 | 10尾 |
● A | |
・にんにく(粗みじん切り) | 大さじ1 |
・オリーブオイル | 大さじ2 |
・白ワイン | 大さじ4 |
・塩 | 小さじ1 |
・魚醤(今回は鮎の魚醤を使用) | 大さじ1 |
・白こしょう | 少々 |
● そうめん | 2束 |
● オリーブオイル | 大さじ2 |
● 蓼(タデ)の葉 | あしらい用 |
● 好みで白こしょう、パルメザンチーズ | 各適量 |
つくり方
1 そうめんは、かためにゆでて(ゆで汁少量を取っておく)、よく洗い、水をきり、オリーブオイル大さじ2で和える。
2 稚鮎とAを合わせ、プロセッサーに入れて攪拌する。
3 小鍋にオリーブオイルを熱し、2の稚鮎ソースを加え、さっと温める。そのとき、様子と味をみながら、そうめんのゆで汁1/4~1/2カップを加える。
4 1のそうめんを、器に盛る。3のソースをかけ、蓼(タデ)の葉をあしらう。よく混ぜていただく。好みで白こしょうを挽き、パルメザンチーズをかける。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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