にらのこと
![画像: にらのこと](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/03/09/fe8e20b60a2203646346537fad413f1e5d5541dd.jpg)
にらは、ユリ科ネギ属の多年草で、健康増進や疲労回復に効果を発揮するといわれる緑黄色野菜です。抗酸化力を持つことで知られるβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類をはじめ、カリウムやカルシウムなどのミネラルも豊富に含んでいます。また、特有のにおい成分であるアリシンには、殺菌作用や血液をサラサラにする働きがあります。
旬の時期は3~5月。栽培しやすくどんどん生育するので、ひとつの株から3回収穫できるといわれます。とくに初回(春)の1番刈りは、もっともやわらかくおいしいです。
にらソース ゆで豚あえのつくり方
![画像: にらソース ゆで豚あえのつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/03/09/04b57b837d61cff7f721943c6909d091d8313c2f.jpg)
ごはんと合わせたり、お酒のおつまみにしたり。にらソースはゆで豚以外のお肉や魚など、さまざまな食材に合わせることもできます。
材料(つくりやすい分量)
![画像: 材料(つくりやすい分量)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/03/09/573ef31ee3223aa1011d64a4bccc28af610aa260.jpg)
● にら(粗みじん切り) | 1束分 |
● 豚ロース しゃぶしゃぶ用 | 150g |
● A | |
・しょうが(みじん切り) | 大さじ1 |
・ごま油 | 大さじ3 |
・煮切り酒 | 大さじ2 |
● B | |
・しょうゆ | 大さじ2 |
・塩 | 小さじ1/2 |
● 酒 | 大さじ2 |
つくり方
1 にらとAをすり鉢に入れ、すりこぎでたたきつぶす。次にすりつぶして繊維を少しくずす。Bを加え、ソース状にして、味をととのえる。
![画像1: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/03/09/bfe567dceab6ec3bd7adb495807e1100845f15b9.jpg)
![画像2: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/03/09/e17c6d8aa04cccc9c11a1df3b995e5b0a9f76c29.jpg)
2 たっぷりの湯に、酒大さじ2を加え、煮立てたところに豚ロースを1枚ずつ入れてさっと火を通す。氷水にとり、冷めたら水気をていねいにペーパータオルで押さえる。5mm幅に切り、にらソースをかけて混ぜていただく。
冷蔵庫で1~2日保存可能だが、ラップフィルムで空気を遮断してから密封容器の蓋を閉める。
![画像3: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/03/09/8454f5f721f30f74bc5f62f5b01081ca826d242b.jpg)
![画像4: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/03/09/da1244dc0cf621a764f18bdf4f68fe4c7bfdb34c.jpg)
![画像5: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/03/09/0157f551e2113b678260e2b3eee27b8980bd2d8f.jpg)
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
![画像6: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2021/11/08/e71129db00210702bcf7bde64aef7fa0c7ed0389.jpg)
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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