• 料理家の松田美智子さんにいちごドレッシングがけ ほたての刺し身のつくり方を教えていただきました。甘酸っぱくてフレッシュな味わいのいちごのドレッシング。今回は自然な甘みがおいしいほたての刺し身に合わせ、サラダ仕立てでいただきます。

    いちごのこと

    画像: いちごのこと

    冬から店頭に並ぶ「いちご」は、ビニールハウスで促成栽培したいちごです。屋外栽培のいちごの収穫時期は4~6月頃。 冬のあいだ眠っていたいちごは春の暖かさとともに目を覚まし、春から初夏にかけて花と実をつけます。

    新鮮ないちごを選ぶポイントは、果実全体が赤く、皮にハリとつやがあるものを選ぶこと。また、へたがピンとしていて、粒がくっきりしているものは新鮮です。先端に白や緑色の部分が残っていないものは、完熟していて糖度が高いことが多いです。サイズや形は味にあまり関係ないので、お好みのいちごを選んでみてください。

    いちごの保存は、洗ってへたを取り、ひとつずつていねいに水気を押さえ、ペーパータオルを敷いた保存容器にへたの付いていた部分を下にして並べます。保存期間の目安は2〜3日ほど。冷蔵庫の野菜室で保存し、早めに食べきるとよいでしょう。

    いちごドレッシングがけ ほたての刺し身のつくり方

    画像: いちごドレッシングがけ ほたての刺し身のつくり方

    ピンク色が華やかないちごドレッシング。一口頬張れば、甘酸っぱさが口の中に広がります。いちごの糖度によって味わいが変わるので、塩などの調味料は、味をみながら調整してください。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● いちご(洗ってへたを取り、ていねいに水気を押さえる)80g
    ● A
    ・オリーブオイル大さじ2と1/2
    ・白ワインビネガー大さじ1と1/2
    ・塩小さじ1/2
    ・白こしょう少々
    ● ほたて(刺し身用)2〜3粒分
    ● 塩少々
    ● ブロッコリースプラウト適宜

    つくり方

     いちごとAを合わせ、ブレンダーなどでソース状にする。塩はいちごの糖度によって、加減をみながら加える。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方

     ほたては柱を下にして3〜4等分に切る。両面に軽く塩をかけて冷蔵庫で10分休ませる。

    画像3: つくり方
    画像4: つくり方

     冷やした器にほたてを盛り、いちごのドレッシングをかけ、水につけておいたブロッコリースプラウトをあしらう。

    画像5: つくり方

    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

    画像6: つくり方

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。

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    『季節の仕事 (天然生活の本) 』(松田美智子・著)

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    (松田美智子・著/扶桑社刊)

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    『おすし』(松田美智子・著)

    『おすし』
    (松田美智子・著/文化出版局刊)

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