• 料理家の松田美智子さんに大根とベーコンのグラタンのつくり方を教えていただきました。とろっとやわらかい大根が主役のヘルシーなグラタン。干して水分を抜いた大根を使えば、甘味が増し、ソースの塩分と合わさりって濃厚な味わいになります。

    大根とベーコンのグラタンのつくり方

    画像: 大根とベーコンのグラタンのつくり方

    チーズたっぷりのクリーミーなソースと大根が相性抜群です。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● 干し大根(半日~1日程度、天日干しする)5cm(約100g)
    ● ベーコン(2cm長さ、5cm角の短冊切り)50g
    ● オリーブオイル小さじ1
    ● にんにく(みじん切り)小さじ1/2
    ● 生クリーム1/2カップ
    ● 卵黄1個分
    ● ナチュラルチーズ1/3カップ
    ● パルメザンチーズ大さじ2
    ● 塩、こしょう少々

    つくり方

     大根は皮をむき、縦半分に切ったものを、繊維と同じ方向に5mm幅に切る。

    画像1: つくり方

     フライパンににんにくとベーコンを入れ、中火で炒める。ベーコンの油が出てきたら大根を加え、全体に油がなじむまでさっと混ぜ合わせて炒める。

    画像2: つくり方
    画像3: つくり方

     ボウルに生クリームと卵黄を入れ、泡立て器でしっかりと混ぜ合わせる。ナチュラルチーズ、塩、こしょうを加えて軽く混ぜる。

    画像4: つくり方
    画像5: つくり方

     グラタン皿にを入れ、のソースをまんべんなくかける。パルメザンチーズを散らし、200℃のオーブンで10~15分、焼き色がつくまで焼く。

    画像6: つくり方

    大根のこと

    画像: 上2点:生の大根 下2点:半日ほど干した大根

    上2点:生の大根 下2点:半日ほど干した大根

    大根の代表的な品種、青首大根(あおくびだいこん)の旬は12月下旬~2月ごろの冬。冬の大根は寒さから実を守るために甘みが増してみずみずしく、やわらかくなることが特徴です。

    和食のイメージが強い大根ですが、どんな調味料、食材にもなじみやすい淡白な味わいは、洋風や中華、アジアンテイストの料理にもぴったり。サラダや炒めもの、煮物など、幅広い調理法を楽しめます。

    また、天日に干してほどよく水分が抜けた大根は、うま味と甘みが凝縮しておいしくなり、栄養価も上がるといわれています。腐りにくくストック食材としても活躍。料理に合わせて、みずみずしい生の大根干した大根を使い分けるとよいでしょう。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

    画像: 大根のこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。

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    『季節の仕事 (天然生活の本) 』(松田美智子・著)

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    (松田美智子・著/扶桑社刊)

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    『おすし』(松田美智子・著)

    『おすし』
    (松田美智子・著/文化出版局刊)

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