木の芽のジェノベーゼ風きゅうりサラダのつくり方
木の芽とパセリを合わせたジェノベーゼ風ソースときゅうりの緑の組み合わせが、見た目も鮮やか。
材料(つくりやすい分量)
● 木の芽 | 1カップ |
● きゅうり | 2本 |
● パセリの葉先 | 1/2カップ |
● にんにく(する) | 小さじ1 |
● オリーブオイル | 2/3カップ |
● パルメザンチーズ | 1/2カップ |
● 塩、白こしょう | 各適量 |
● 白ワインビネガー | 小さじ1~2 |
つくり方
1 鍋に塩少々(分量外)を入れ、パセリ、木の芽をさっとゆでて、冷水にとる。
2 1をざるで水けをきって、風味の強い水分が残る程度に軽く手で絞り、すり鉢に入れる。すりこ木でたたいて芯をつぶし、すり合わせ、オリーブオイルを入れる。様子をみて、入れる量を調整する。にんにくを入れ、さらにすり鉢であたる。パルメザンチーズも少しずつ入れる。
3 ピーラーできゅうりの皮をむく。上下の端を落とし、縦半分に切り、種をのぞく。
4 包丁の腹できゅうりをつぶし、2cm長さに切る。
5 食べる直前に、2に白ワインビネガーを入れ、塩、こしょう、パルメザンチーズ(分量外)、オリーブオイル(分量外)で味をととのえてから、きゅうりを入れて、全体を和える。
木の芽のこと
木の芽は山椒の若芽を摘み取ったもののことで、春先に出回ります。 香りがとてもよく、辛味があり香辛料として用途が広く、お吸物に浮かべたり、煮物の彩りとして添えたりなど、和食料理に広く用いられます。
木の芽は、若葉が芽吹く4月~5月にかけてが旬。たくさん収穫できたら、真空にして冷凍しておくと、使いたいときに少量ずつ使えるので便利です。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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