• 料理家の松田美智子さんにあおさとたこの和えもののつくり方を教えていただきました。たことセロリ、両方の食感の違いを楽しめる和えものに、あおさのうま味をプラス。さっぱりとしていて箸休めやおつまみにもおすすめです。

    あおさとたこの和えもののつくり方

    画像: あおさとたこの和えもののつくり方

    煮切りみりんは常備しておくと、酢のもの、煮物の最後に照りを出すなど、いろいろなものに使えて便利です。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● あおさ ※生のものがおすすめだが、乾燥でも可
    (水にさっと通し、ざるで水を切る)
    1カップ
    ● たこ(刺し身)100g
    ● セロリ1本
    ● (みりん酢)
    ・みりん1/2カップ
    ・米酢大さじ2
    ・しょうが(みじん切り)大さじ1
    ・塩少々

    つくり方

     みりん酢をつくる。鍋にみりんを入れ中火にかける。半量になるまで煮詰め、米酢、しょうが、塩を入れ、室温にもどす。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方

     セロリは筋を引き、繊維に沿って4cm長さの短冊切りにし、軽く塩をふる。

    画像3: つくり方
    画像4: つくり方

     たこは2mm厚さに薄切りする。

    画像5: つくり方

     セロリに水分が出てきたら、よく絞り水けをきる。

    画像6: つくり方

     たことセロリ、みりん酢をあわせる。酸味が足りなければ米酢を足してもよい。皿に盛りつけ、あおさをたっぷりのせる。

    画像7: つくり方
    画像8: つくり方

    あおさ(あおさのり)のこと

    画像1: あおさ(あおさのり)のこと

    あおさは、アオサ科の海藻で、青のりより少し香りが落ちますが、独特の磯の香りが魅力の食材です。フレーク状になったあおさは天ぷらや味噌汁・吸い物の具材など、いつもの食卓に加えると、彩りと他にない味わいをプラスしてくれます。

    海藻にはタンパク質、ビタミン、ミネラル、そして食物繊維などの栄養素がバランスよく含まれていますが、あおさはとくに食物繊維が40%以上含まれているのが特徴。1月~4月頃までなら生のものが冷凍であるので、ぜひ新鮮な生のものを味わってみてください。生が手に入りにくければ、乾燥を活用することもできます。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

    画像2: あおさ(あおさのり)のこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。

    ◇ ◇ ◇

    『季節の仕事 (天然生活の本) 』(松田美智子・著)

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    (松田美智子・著/扶桑社刊)

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    『おすし』(松田美智子・著)

    『おすし』
    (松田美智子・著/文化出版局刊)

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