(『料理研究家・小林まさみ リアルなごはん作りに役立つ、傑作レシピ選』より)
節約食材もおいしく・楽しく
物価が上がっているいま、節約食材としておすすめなのが「豆腐」。
ヘルシーな食材でありながら、組み合わせや調理方法しだいで、ごちそうにもなります。
料理研究家・小林まさみさんの豆腐料理は、「あえて洋風」にするのがポイント。
ひき肉と合わせることでボリュームが出て、ごはんが進むおかずになります。
チーズin豆腐ハンバーグのつくり方
ひと口食べれば、たねの柔らかさに夢中になります。
中からチーズがとろ~りの演出も、盛り上がりますよ。
材料(2人分)
〈たね〉 | |
・豚ひき肉 | 150g |
・木綿豆腐 | 1/2丁(約150g) |
・玉ねぎのみじん切り | 1/4個分(約50g) |
・パン粉 | 1/4カップ |
・溶き卵 | 1/2個分 |
・塩 | 小さじ1/4 |
・こしょう | 少々 |
〈ソース〉 | |
・トマトケチャップ | 大さじ2 |
・ウスターソース、みりん | 各小さじ2 |
・しょうゆ | 小さじ1/4 |
● スライスチーズ | 2枚 |
● エリンギ(大) | 1本(約70g) |
● バター | 小さじ1と1/2(約6g) |
● グリーンリーフ | 適宜 |
● サラダ油 | 適宜 |
つくり方
1 豆腐は粗くくずし、2枚重ねたペーパータオルに広げる。上からも2枚ペーパータオルをのせてかるく押さえ、10分ほどおく。
2 小さめの耐熱のボールに玉ねぎ、サラダ油大さじ1/2を混ぜ、ラップをかけずに電子レンジで1分30秒ほど加熱し、粗熱を取る。チーズは半分に折り、さらに3つ折りにする。エリンギは縦4等分に切る。ソースの材料を混ぜる。
3 ボールにたねの材料を入れ、粘りが出るまで手で練り混ぜる。2等分にし、ざっと小判形にする。チーズを1/2量ずつ中央に埋め込んで周囲のたねでおおうように包み、厚さ3cmの小判形に整える。
4 フライパンにサラダ油少々を中火で熱する。エリンギを入れ、2~3分焼いて取り出す。続けてサラダ油大さじ1/2を加え、たねを並べ入れて両面を2分くらいずつ焼く。バターを加えてソースを回し入れてふたをし、ごく弱火で10分ほど蒸し焼きにする。
5 ふたを取って中火にし、ソースをスプーンでハンバーグにかけながらとろりとするまで煮つめる。器に盛り、野菜を添える。
(1人分482kcal、塩分2.4g)
※ 本記事は『料理研究家・小林まさみ リアルなごはん作りに役立つ、傑作レシピ選』(オレンジページ)からの抜粋です
<料理撮影/岡本真直>
小林まさみ(こばやし・まさみ)
料理研究家。料理教室や雑誌・単行本・テレビなどで活動中。だれでもおいしく作れるレシピをめざし、YouTubeやInstagramを含む幅広いメディアで発信している。アシスタントは義父でシニア料理家の小林まさる。嫁しゅうとの軽快なやりとりが人気で、共著も数多く手がける。近著に『小鍋仕立ての絶品鍋』(成美堂出版)など。
Instagram:@kobayashimasami.masaru
HP:https://masami-kobayashi.com/
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人気の秘密と魅力にせまる、充実のベスト集
日々ごはんを作る人の悩んでいること、求めていること、に寄り添ってきた小林まさみさん。信頼できるレシピの数々を、義父でアシスタントのまさるさんとの家事シェア話を交えてお届けします。楽しくて便利な一冊です。