お菓子はほとんど手づくりするという、はなさん。何度もつくっている、とっておきのレシピを教えてもらいます。毎月30日更新。
hana’s memo
空気がカラッとした日は、焼き菓子日和。
今日は久しぶりに、スコーンを焼きました。
以前、出版した『おくるおかし』で大発見した、ざらめ糖とスコーンの最強コンビネーション。
今回はレシピを少しアレンジし、香り高いアールグレイの茶葉を使用しました。
ざらめ糖があれば、クリームいらず。
このスコーンは、そのまま食べるのがおすすめです。
「紅茶のスコーン」のつくり方
材料<8個分>
● 薄力粉 | 200g |
● ベーキングパウダー | 小さじ2 |
● 塩 | 少々 |
● 紅茶の茶葉(アールグレイ) | 5g |
● プレーンヨーグルト(無糖) | 50g |
● 牛乳 | 20mL(大さじ2) |
● バター(食塩不使用) | 100g |
● きび砂糖 | 40g |
● 卵黄 | 1個分 |
● ざらめ糖 | 25g |
下準備
*粉類(薄力粉とベーキングパウダー)と塩はふるいにかける。
*ボウルにヨーグルトと牛乳を入れて混ぜ、室温に戻す。
*バターは2cm角に切り、使う直前まで冷蔵庫に入れておく。
*紅茶の茶葉をすり鉢に入れ、粗めにする。
つくり方
1 粉類、塩、砂糖、紅茶の茶葉をボウルに入れ、泡立て器で混ぜる。
2 バターを冷蔵庫から取り出し、1に加え、ボロボロになるまで手ですり合わせる。
3 2にヨーグルトと牛乳を加え、ゴムべらで切り混ぜてから、手で生地をまとめる。
[はなよりひと言]
最後は手で生地をまとめます。
4 3の生地をふたつに分け、それぞれラップして冷蔵庫で30分以上、寝かせる。
5 オーブンを200℃に予熱する。
6 冷蔵庫から4の生地を取り出す。打ち粉した台に生地をひとつのせ、直径10cmほどに広がるまで手で伸ばし、4等分に切り分ける。もうひとつの生地も同様に伸ばし、4等分に切り分ける。
7 天板にオーブンシートを敷き、6を間隔をあけて並べ、スコーン生地の表面に溶いた卵黄を刷毛で塗り、ざらめ糖をたっぷりふりかける。
8 7を200℃に予熱したオーブンで10分ほど焼き、180℃に下げてさらに5分ほど焼く。
はな
モデル・タレント。神奈川県横浜市出身。17才からモデル活動を始める。現在は、ファッション誌で活躍するかたわら、FMヨコハマ「Lovely Day♡~hana金~」のナビゲーターも務めるなど、幅広く活躍している。趣味はお菓子づくりや茶道、仏像鑑賞。著書に『今日もお稽古日和』『はな、茶の湯に出会う』(ともに淡交社)、『hana’s style book』(宝島社)、『ちいさいぶつぞう おおきいぶつぞう』(幻冬舎)、『おくるおかし』(集英社)など多数。当連載を加筆修正したムック『はなのお菓子』(扶桑社)が10月10日に発売になったばかり。
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天然生活webの連載「はなのお菓子」で人気のレシピを集めて、1冊にまとめました。「いちごショートケーキ」「タルトタタン」「台湾カステラ」「バスクチーズケーキ」など、はなさんが試作を重ねてできた32のレシピ。ぜひお家でつくってみてください。お菓子づくりに目覚めたきっかけなどについてのインタビューも掲載しています。