• 東京・吉祥寺の人気カレー店「ピワン」の敏腕サポーターとして、日々スパイスと向き合う村山由紀子さんに、スパイス香るジンジャーサブレのつくり方を教えていただきました。お菓子を食べたときにふわっと広がるスパイスの香りと個性的な風味は、やみつきになる味わい。奥深いスパイスのお菓子の世界をどうぞお楽しみください。
    (『スパイスを楽しむケーキとお菓子』より)

    ジンジャーサブレのつくり方

    サクサク食感が楽しい。ジンジャーの香りがあとを引きます。

    画像: ジンジャーサブレのつくり方

    材料(4cm角のサブレ約35枚分)

    ● A
    ・薄力粉90g
    ・アーモンドプードル45g
    ・きび砂糖40g
    ・塩1g
    ジンジャー(パウダー)4g(3~6g)
    ● バター80g
    ● 卵白8g

    準備

    ・バターは1cm角に切って冷蔵庫で冷やす。
    ・卵白は溶きほぐす。
    ・天板にシルパン( またはオーブンシート)を敷く。
    ・オーブンは170℃に予熱する。

    つくり方

     ボウルにAを合わせてふるい入れる。バターを加え、指でつぶしながら粉類とすり合わせる。手のひらで全体をこすり合わせ、サラサラした状態にする。

    画像1: つくり方

    *夏場はフードプロセッサーを使うほうがバターが溶けにくく、サクサクと香り高く仕上がる。

     卵白を加え、カードで全体を切るようにして混ぜ、ひとまとまりにする。

     オーブンシート(長さ約40cm)を台に広げ、をのせてラップをかぶせ、両サイドに3mmのルーラーをおいてめん棒でのばす。シートごと天板(またはまな板)に移し、冷蔵庫で1時間休ませる。

    画像2: つくり方

    * この状態で1日冷蔵保存可能。ほかの食材の匂い移りや乾燥を防ぐため、ラップでしっかり包んで保存する。

    * 作業台(または天板やまな板)が小さい場合は、を2等分にして1つずつのばすと作業しやすい。

     を冷蔵庫から取り出し、上面のラップをはずして抜き型で抜き、天板に並べる。

     170℃のオーブンで12~15分焼く。天板ごと網にのせて冷ます。

    本記事は『スパイスを楽しむケーキとお菓子』(山と溪谷社)からの抜粋です

    〈撮影/邑口京一郎 スタイリング/岩﨑牧子〉



    村山由紀子(むらやま・ゆきこ)

    料理家。2003年、パンの移動販売「吉ぱん」を東京・吉祥寺で始めて評判に。2006年には友人とカフェ「Yucca.」をオープン(2012年惜しまれながら閉店)。その後、吉祥寺の人気カレー店「ピワン」の店主石田徹氏と結婚し、店のサポートをしながら雑誌やケータリングなどで幅広く活躍する。日々研鑽を重ねるスパイスのお菓子は、伊勢丹新宿店や玉川髙島屋S・Cなど百貨店でのイベント販売では即日完売するほどの大人気商品。2023年11月に『スパイスを楽しむケーキとお菓子』(山と溪谷社)を発売。
    webサイト:https://www.murayamayukiko.com/
    インスタグラム:@yukiyucca

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