(『スパイスを楽しむケーキとお菓子』より)
カルダモンバナナブレッドのつくり方
バナナをたっぷり使ったみんなが好きなバナナブレッドを、カルダモンでランクアップ。ひと味違った味わいが新鮮です。
材料(18cmのスクエア型1台分)
● バター | 100g |
● きび砂糖 | 110g |
● 塩 | 3g |
● カルダモン(ホール)の種 | 5g(3~8g) |
● 溶き卵 | 100g |
● A | |
・準強力粉 | 200g |
・ベーキングパウダー | 3g |
・ベーキングソーダ | 1g |
● バナナ(マッシュ用) | 200g(正味) |
● バナナ(トッピング用) | 1本 |
準備
・バターは室温に戻す。 |
・カルダモンは外皮をむいて中の種を取り出し、5g(3~8g)用意して包丁で刻む。 |
・バナナ(マッシュ用)はざく切りにしてボウルに入れ、フォークでつぶす。 |
・型にオーブンシートを敷く。 |
・オーブンは170℃に予熱する。 |
つくり方
1 ボウルにバターを入れて泡立て器で混ぜ、きび砂糖、塩、カルダモンの種を加えてさらに混ぜ、バターがふわっとして白っぽくなるまでしっかりと混ぜる。
2 溶き卵を3回に分けて加え、そのつど泡立て器でよく混ぜる。合わせたAの半量をふるい入れ、ゴムべらでボウルの底からすくい上げながら、粉けがなくなるまで大きく混ぜる。
3 つぶしたバナナの半量を加え、ゴムべらでまんべんなく混ぜる。
4 残りのAをふるい入れ、2と同様に混ぜる。つぶしたバナナの残りも加え、3と同様に混ぜる。
5 型に流し入れ、トッピング用のバナナの皮をむいて縦半分に切り、断面を上にしてのせる。
6 170℃のオーブンで50分焼く。竹串を中心に刺し、何もついてこなければ焼き上がり。型ごと網にのせ、粗熱がとれたら型からはずす。
* 焼けていない場合は、様子を見ながら追加で10分焼く。
* ラップでしっかりと包んで冷蔵庫で2日ほど保存可能。
本記事は『スパイスを楽しむケーキとお菓子』(山と溪谷社)からの抜粋です
〈撮影/邑口京一郎 スタイリング/岩﨑牧子〉
村山由紀子(むらやま・ゆきこ)
料理家。2003年、パンの移動販売「吉ぱん」を東京・吉祥寺で始めて評判に。2006年には友人とカフェ「Yucca.」をオープン(2012年惜しまれながら閉店)。その後、吉祥寺の人気カレー店「ピワン」の店主石田徹氏と結婚し、店のサポートをしながら雑誌やケータリングなどで幅広く活躍する。日々研鑽を重ねるスパイスのお菓子は、伊勢丹新宿店や玉川髙島屋S・Cなど百貨店でのイベント販売では即日完売するほどの大人気商品。2023年11月に『スパイスを楽しむケーキとお菓子』(山と溪谷社)を発売。
webサイト:https://www.murayamayukiko.com/
インスタグラム:@yukiyucca
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東京・吉祥寺の人気カレー店「ピワン」の敏腕サポーターとして、日々スパイスと向き合う村山さん初のスイーツブック。
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