• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。幼い頃から「ジブリっ子」の白鳥さん、友人とトトロのシュークリームを買いに出掛けます。

    待ちに待った、10年越しの「トトロのシュークリーム」

    私は幼い頃からジブリが大好きです。

    ジブリの映画は何回も見ていますし、ジブリ美術館には何度も足を運んでいます。グッズもたくさん買って、家にジブリのない場所はありません。

    ちなみに実家の庭には、どんぐりの木があるのですが、それは「となりのトトロ」に影響された、幼い私と弟が植えたどんぐりの実が芽吹いたもの。

    あれから早や30年以上。トトロは来るかもしれないが、庭の手入れをする父にとってはいい迷惑。というのがホンネのシロモノです。

    どんぐりは絶対庭に植えてはいけないというくらい、デメリットの多い木らしいですね。

    確かに。父が何度枝を切ってもまた生えてくるし、そんなに大きく育ってないのに葉っぱわんさかで、掃除は大変だし、いざ伐採となっても大変な手間がかかるらしいです。

    どんぐりを植えていいのは、とにかく広い庭のあるお家だけ。そういえば、サツキとメイの家も、とにかく庭が広かったですよね。

    画像1: 待ちに待った、10年越しの「トトロのシュークリーム」

    このように周りに迷惑をかけるほどのジブリっ子の私ですが、お友達にも私のような人間がいまして、先日彼女に誘われて、「トトロのシュークリーム」を買いに行きました。

    思い起こせば、10年前。2人でジブリ美術館に行った帰りに、その「トトロのシュークリーム」を買いに行こうと盛り上がったのです。

    「今から行っても売り切れているだろうから、今度朝から行こうね!」なんて言っていたのに、もう10年も経っていたなんて。

    今回は銀座の松屋にて期間限定で販売されるということで、開店前から並んで手に入れることができました。

    ジブリ公認の「白髭のシュークリーム工房」の「トトロのシュークリーム」全4種類。カスタード、チョコ、いちご、バナナのクリームです。

    トトロのクッキーも売っていました。また今度。なんて言っていると10年経ってしまうので、こちらも購入しましたよ。

    画像2: 待ちに待った、10年越しの「トトロのシュークリーム」

    ご覧下さい。なんというかわいらしさでしょう。ほんとにトトロです。あのなんとも言えない、すっとぼけたような、ひょんとした表情も、トトロのままで感動です。耳に載っている飾りがまたかわいい。

    まずは写真を撮りに撮りました。待ちに待った「トトロのシュークリーム」です。10年越しです。悔いのないように収めたい。

    満足いくまで撮りきって、ようやく家族で食べました。

    皮はパリっとして、クリームは甘すぎず丁寧な仕上がり。見かけの可愛らしさだけではなく、シュークリームとしてとっても美味しかったです。

    2歳の娘も「トトロ!」と言いながら、お尻方向から食べていました。

    画像3: 待ちに待った、10年越しの「トトロのシュークリーム」

    顔がなくなっちゃうのが嫌なようで、ずっとお尻からぐるぐる回して食べている様子を見て、「将来有望だ、母に似て立派なジブリっ子に育ちそう。」と感心してしまいました。

    どんぐりを植えたいと言い出す日も近そうです。



    画像4: 待ちに待った、10年越しの「トトロのシュークリーム」

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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