かぶのスープのつくり方
寒い日にぴったりのスープ。かぶのやさしい甘みが口いっぱいに広がります。かぶは皮まで丸ごと使っているので栄養満点。
材料(4人分)
● かぶ | 6玉 |
● チキンスープ | 1と1/2カップ |
● 三温糖 | 大さじ1 |
● 塩 | 小さじ1/2 |
● パルメザンチーズ | 適量 |
● オリーブオイル | 適宜 |
つくり方
1 かぶは茎の部分を切り落とし、皮のまま繊維を断ち切らないように1cm厚の輪切りにする。
2 鍋に1とチキンスープを加えて火にかける。沸いてきたら三温糖を加えてやわらかくなるまで煮る
3 スティックミキサーでなめらかにして、塩を加える。
4 器に盛り、パルメザンチーズとオリーブオイルをかける。
かぶのこと
かぶはアブラナ科のアブラナの一種で、白菜やキャベツ、菜の花などの仲間。ほとんどの地域では「かぶ」と呼ばれますが、関西地方では「かぶら」と呼ばれています。また「すずな」とも呼ばれ、春の七草のひとつでもあります。寒い時期のかぶは甘味が増し、やわらかいのが特徴。生で食べるとコリッとした歯触り、煮込めばトロトロに。調理法で味わい方が変わるので、さまざまな料理で楽しみましょう。
保存する際は葉の部分を根元から切り落とし、玉と葉に分け、成長を止めます。どちらもペーパータオルで包み、ジッパー付きのビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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