(『お餅の便利帖』より)
サクッと、揚げたてのおいしさ「揚げ餅」
料理家の飛田和緒さんは、一年中餅を欠かさないといいます。家族みんなが餅好きで、年始のお雑煮に限らず、朝ごはんや、小腹が空いたとき、お子さんが小さかった時のおやつにも、よくお餅が登場していたそう。
今回は、サクッと、揚げたての食感がたまらない「揚げ餅」の食べ方をご紹介します。
山椒塩の揚げ餅のつくり方
しびれる刺激が大人味。
材料とつくり方(1人分)
玄米餅2個を2~3等分に切り、170℃の揚げ油に入れ、ふくれる寸前に取り出す。油をよくきり、熱いうちに粉山椒、塩各適量をふる。
干し餅で揚げおかきのつくり方
とまらないおいしさをご賞味あれ
材料とつくり方(お好きな量で)
1 餅適量は5mm角くらいに切り、ザルに広げて窓辺などでひび割れするくらいまで一週間ほど干す。
2 180℃の揚げ油でこんがり色づくまで揚げ、油をきる。
3 半量には塩をふり、半量にはしょうゆをほんの少しからめる。使う餅はのし餅がベスト。餅の種類によって揚げたあとの姿形が違ってくる。
※ 本記事は『お餅の便利帖』(東京書籍)からの抜粋です
〈料理/飛田和緒 撮影/竹内章雄 スタイリング/久保原惠理〉
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飛田和緒(ひだ・かずを)
東京生まれの東京育ち。高校時代の数年間を長野で過ごす。現在は神奈川県の海辺に夫、娘とともに暮らし、その土地の素材と素直に向き合いながら、日々の食卓で楽しめる家庭料理をつくっている。家にあるものを組み合わせてちゃんとおいしい、無理のないレシピ、奇をてらわないレシピが人気。著書に『缶詰・瓶詰・常備品 食品棚にある買い置きで 飛田和緒のシンプルごはん便利帳』『ひだパン』『ひだゴハン』(すべて東京書籍)など。近著は『お餅の便利帖』(東京書籍)。