(『お餅の便利帖』より)
これだけで大満足「炭水化物ONの人気者」
料理家の飛田和緒さんは、一年中餅を欠かさないといいます。家族みんなが餅好きで、年始のお雑煮に限らず、朝ごはんや、小腹が空いたとき、お子さんが小さかった時のおやつにも、よくお餅が登場していたそう。
今回は、麺類などにさらに餅を合わせた大ボリューム「炭水化物ON」の餅の食べ方をご紹介いただきます。
餅入り粥のつくり方
粥×餅で大満足。
材料(2人分)
● 角餅 | 2個 |
● 米 | 1/2合 |
● だし汁(昆布) | 4~5カップ |
● クレソン | 適量 |
● 塩 | 小さじ1/3 |
つくり方
1 米は洗って鍋に入れ、だし汁4カップを加えて20分ほど浸水させる。
2 1を中火にかけ、フツフツしてきたら、吹きこぼれないようにふたをずらすなどしながら弱火で30分ほど炊く。
3 餅を4等分に切り、2に入れ、さらに5分ほど炊く。
4 クレソンは食べやすい長さに切る。
5 餅がやわらかくなったらクレソンを加え、塩で味を調えて一煮する。
力(ちから)ラーメンのつくり方
ラーメン×餅で大満足
材料(2人分)
● 角餅 | 2個 |
● インスタントラーメン(塩味) | 2袋 |
● なると巻き | 5cmくらい |
● 長ねぎ | 適量 |
● 白すりごま | 適量 |
1 なると巻きは薄切りにし、長ねぎは小口切りにする。
2 ラーメンは表示通りにゆで、餅も一緒に入れて煮る。煮上がる寸前になると巻きを加え、添付の粉末スープを加えて混ぜる。
3 器に盛り、長ねぎをのせ、白すりごまをふる。
※ 本記事は『お餅の便利帖』(東京書籍)からの抜粋です
〈料理/飛田和緒 撮影/竹内章雄 スタイリング/久保原惠理〉
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飛田和緒(ひだ・かずを)
東京生まれの東京育ち。高校時代の数年間を長野で過ごす。現在は神奈川県の海辺に夫、娘とともに暮らし、その土地の素材と素直に向き合いながら、日々の食卓で楽しめる家庭料理をつくっている。家にあるものを組み合わせてちゃんとおいしい、無理のないレシピ、奇をてらわないレシピが人気。著書に『缶詰・瓶詰・常備品 食品棚にある買い置きで 飛田和緒のシンプルごはん便利帳』『ひだパン』『ひだゴハン』(すべて東京書籍)など。 近著は『お餅の便利帖』(東京書籍)