• 料理研究家の松田美智子さんにキャロットケーキのつくり方を教えていただきました。アメリカの家庭でよくつくられるというキャロットケーキ。栄養価が高く、朝ごはんにもぴったりです。

    にんじんのこと

    画像: にんじんのこと

    カロテンの名は英語の「キャロット」に由来するほど、β-カロテンが豊富な「にんじん」。免疫力を高めるほか、抗酸化作用が強いので、肌の老化防止にもよいとされています。

    美容と健康のために大人には好まれる一方、子どもたちにとっては苦手な野菜のひとつに挙げられることが多い野菜。独特の香り、食感、理由はさまざまですが、前述の通りにんじんは栄養たっぷり。さまざまな調理法でおいしくいただきましょう。

    なお、β-カロテンは皮の近くに多く含まれているので、皮ごといただくか、薄くむいて食べるといいでしょう。

    キャロットケーキのつくり方

    画像: キャロットケーキのつくり方

    パイナップルの食感と酸味がアクセント。たっぷりのクリームをのせていただきます。

    材料(プリン型7〜8個分)

    画像: 材料(プリン型7〜8個分)
    ● にんじん200g
    ● パイナップル(7mm角に切る)100g
    ● 卵2個
    ● A
    ・薄力粉160g
    ・シナモンパウダー小さじ1
    ・ジンジャーパウダー小さじ1
    ・ベーキングパウダー小さじ2
    ・塩小さじ1/4
    ● 三温糖100g
    ● オリーブオイル70g
    ● クリームチーズ(常温にもどす)120g
    ● バター(常温にもどす)20g
    ● 粉糖15〜20g
    ● くるみ(ロースト)適量

    下準備

    Aを合わせてふるう。

    ● 型にバターをぬる(分量外)。オーブンは160℃にあたためておく。

    つくり方

     にんじんを皮ごとすりおろす。

    画像1: つくり方

     ボウルに卵をといて三温糖、オリーブオイルを加えてもったりするまでよく混ぜる。Aにいっぺんに加え、木べらで切るようにさっくりと混ぜ、とパイナップルを入れて混ぜる。

    画像2: つくり方
    画像3: つくり方
    画像4: つくり方
    画像5: つくり方

     型にをたっぷり入れ、オーブンで30分焼く。

    画像6: つくり方

     粗くきざんだ(4分割ぐらい)くるみをアルミホイルにのせる。このとき、包丁の先の方を使うとクズが出にくくきれいに切れる。ケーキの焼き時間が残り3分ぐらいになったらオーブンに入れて一緒に焼く。

    画像7: つくり方

     クリームをつくる。クリームチーズとバターをボウルに合わせ粉糖を入れよく混ぜる。

    画像8: つくり方

     ケーキをオーブンから取り出し、粗熱がとんだら型から抜く。のクリームをたっぷりのせて、くるみを散らす。

    画像9: つくり方
    画像10: つくり方

    ※好みでクリームにレモン汁を入れてもいい。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉

    画像11: つくり方

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    画像: キャロットケーキ|松田美智子の季節の仕事

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