• 理研究家の松田美智子さんにスペアリブのカレー風味揚げのつくり方を教えていただきました。香ばしく、ボリュームのある一品。冷めてもおいしいので春の行楽弁当にぴったり。

    スペアリブの下処理

    骨はかたくて切れないので、お肉屋さんで整形してもらい、余分の脂を取り除いておく。

    鍋にお湯を沸かし塩と白ワインを加え、沸いたらスペアリブを入れアクをとりながら10分ゆで、ざるにあげる。

    画像1: スペアリブの下処理
    画像2: スペアリブの下処理

    スペアリブのカレー風味揚げのつくり方

    画像: スペアリブのカレー風味揚げのつくり方

    片栗粉はしっかりつけると、衣がサクサクでおいしく仕上がります。多めの油で焼き付けてもおいしい。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● スペアリブ(7cm長さ)500g
    ● A
    ・白ワイン大さじ3
    ・塩大さじ1
    ● B
    ・にんにく(すりおろす)小さじ1
    ・しょうゆ大さじ3
    ・白ワイン大さじ2
    ・カレー粉大さじ1と1/2
    ・カイエンペッパー小さじ1/2
    ● こしょう少々
    ● 片栗粉適量
    ● 米油適量
    ● カレー粉適量
    ● ヤングリーフ(なければ好みの野菜)1パック
    ● オリーブオイル適量

    つくり方

     ジッパー付き保存袋にBを入れて混ぜる。

    画像1: つくり方

     に下処理をしたスペアリブを入れ、3時間ほど漬けて味をなじませる。

    画像2: つくり方

     に片栗粉をしっかりまぶし、170℃の油で揚げる。

    画像3: つくり方
    画像4: つくり方

     器に盛り、カレー粉をふり、こしょうをふる。オリーブオイルであえたヤングリーフを添える。

    スペアリブのこと

    画像1: スペアリブのこと

    スペアリブというと、骨つきの豚肉が一般的。お腹側の肋骨とそのまわりの赤身と脂肪が重なった部分をいいます。煮込み料理でよく使う豚バラ肉の塊は、スペアリブの骨が外された状態のものです。

    スペアリブはとくにうま味が凝縮されていて、肉質はやわらかいのが特徴です。ただし、脂肪分が多い部位でもあります。しっかりした処理をして、おいしく、健康にいただきましょう。赤身と脂肪がしっかり層をなしているのがおいしい印です。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉

    画像2: スペアリブのこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    画像: スペアリブのカレー風味揚げ|松田美智子の季節の仕事

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